時が流れて心豊かに

2014年07月31日

心が痛む

佐世保の女子高生の事件は、報道内容を聞いたり、読んだりするたびに心が痛む。
被害者の子の冥福を祈るばかりだが、加害者の子も、その生い立ちや育った環境を思うと、やりきれない思いに駆られる。

子供が親から真の愛情を与えてもらえず、子供をペットのように育て、自分の意のままにしようとする。
子供はそんな親の期待に応えようと、一生懸命良い子を演じ続ける。それが、自分の意思とは真逆であってもだ。
子供は親を喜ばせたい、親に認めてもらいたい!その一念だけなのだ。

そんなことが続けば、子供の心は破綻する。自分でも気付かないうちに、おかしくなってしまうのだ。
親は見た目だけ、上辺だけの結果を見て子供を評価する。
そんな親に限って、子供の魂の叫びから目を背け、なかったことにしようとする。
自分にとって都合の良いことだけを良しとする身勝手な親だ。

そんな子供の心を思うと、やりきれない、奥深い悲しみを覚えてしまう。
世の中には、数えきれないほどの心身の虐待がある。
その先にあるものは…。考えるだけでゾッとする。

enji_152 at 21:31│Comments(0)今世 | どう受け止めるか

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