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2014年08月26日

自然の前では

この夏は、爆弾低気圧が発生しやすく、各地で短時間に大雨が降り続け、ビクともしなさそうな大きな山が一夜にして崩れてしまい、裾野に広がる町が壊滅的な被害を被っている。

地盤のことなど考えもせずに、これまで何もなかったからということで、山の奥へ奥へと宅地開発がなされる。危険地帯であろうとも、それは見なかったことにする。

これは、山間だけではなく、東日本大震災の時に大きな被害のあった海辺の町もしかりだ。
「ここから先に家を建てるべからず」という先人たちの教えを無視して、町が作られた所が多い。

便利さだけを追求した結果、自然から仕返しされているような感じさえ受ける。
いや、仕返しというのはおかしい。自然は元からそこにあるのだから、あるべき姿を見ようとしない人間の傲慢さが招いた災害なのだ。

そうは言いつつ、何十年に一度、何百年に一度の災害のために、地盤の固い山奥に引っ込むわけにもいかないのが現実だが…。

どんな場所に居ようとも、今住まわせてもらっている土地に感謝し、自然を敬う気持ちを持ち続けることが大切なのだ




enji_152 at 20:19│Comments(0)今世 | 人の道

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