2020年09月

2020年09月27日

命を粗末にしてはいけない理由2

また芸能人が亡くなった。一報ではあるものの、自死の可能性があるそうだ。
つい先日も若い女優が自死し、今日はベテランの域にあった女優だ。
朝ドラから見続けていたし、彼女の出演するドラマは良く見ていたから、やはりショックだ。

とはいえ、人の心の内は誰にも分らない。

周囲から見たら羨むような生活をしていても、当人にしか分からない葛藤がある。
そのうえで、生きる気力を失ってしまった者を責める気持ちにはなれないし、残念でしかない。

コロナ禍で先が見えない生活をしている人は多くいるし、これまでとの価値観が180度変わったような世界に不安を抱くことは当然だろう。

先の女優の心の内は分からないが、生きる意欲を失うほどの不安に苛まれていたのかもしれないと推察すると、どれほど辛かったであろうかと胸が痛む。

命を粗末にしてはいけない理由
にも書いたが、死んで肉体が無くなれば、その人生は終わりかもしれないが、魂は生き通しだから、間違いなく自死したことを後悔することになる。

自分の死を嘆き悲しむ人達を見て、自身は何を思うのか?
謝っても謝り切れることではないのだ。

肉体を失って後悔し続ける魂でいることのほうが、自死より遥かに苦しいのに…。

どうか、授かった命を、これまで育てていただいた肉体を、自分自身を粗末にしないで欲しい!と心から祈るばかりだ。





2020年09月24日

一事が万事、自ら不幸を招く人

レジ袋有料化になってから、スーパー等では、精算後の買い物カゴを持ち出す人が多く困っている、という特集をテレビで見た。

有料の袋を購入したくなかったり、袋詰め台が人でいっぱいで袋詰め出来ないから等、精算後、買い物カゴのまま駐車場や駐輪場まで持っていき、車や自転車等に商品を移し替えた後、カゴをお店に返すまでは良いのだが、そのカゴをそのまま持ち帰る人が後を絶たないそうだ。

持ち帰る人の言い分としては「また来るからその時返す」と言っていたが、お店側でカゴが減る一方である現実を見れば、返却されていないほうが多い、ということになる。

また、袋詰め台に設置されている無料のビニール袋を何十枚も持ち帰る者も多くいるそうだ。
買った商品が濡れていたり、汚れていた際に使うものであって、買った商品以上の枚数を持ち去ることはご法度だ。

持ち帰る人の言い分は「家で生ごみを入れるのに使うため」や「無料だから何枚もらっても良いだろう」といったものだが、必要以上に持ち去るのは道理に合わない。

スーパーの精算後のカゴを持ち去るのも、無料のビニール袋を大量に取るのも、いずれも「犯罪」だ!
よそ様の者を無断で勝手に持ち去っている、という意識がないのだろうか?

この部分だけを見れば些細なことかもしれないが、些細な悪事は万事である。

こういうセコイことをする人間は、間違いなく幸せにはなれない。
意地汚いセコさが、自分の身を滅ぼす方向に進んでいることに気付けないとは…。

些細な悪事が積み重なれば、その巡りは必ず自分の身に災いとして降ってくるのが道理である。
不幸になる人は、自らそれを招いているのだ。


enji_152 at 16:37|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2020年09月23日

キレイにごみ捨て

「日本人はマナーがいいなんて嘘」ごみ収集員が対峙する日本の違反ごみを読んで、嘆かわしいと思った。

ライフラインを維持するに当たり、ごみ収集は必要不可欠だ。
電気、ガス、水道、これらが止まっては大ごとだが、ごみ収集がなかったら、もっと大ごとであることに、どれほどの人が気付いているだろうか?

ごみが街にあふれかえれば、あっという間に感染症が蔓延し、更なる病との闘いになることは容易に想像つくし、ねずみやゴキブリ、カラスなどがごみを漁り、それこそ一歩も外に出られないほどの不衛生状態に陥るだろう。

ごみの分別は市町村によりそれぞれ決まりがあるが、自分が住む街の分別くらい守るべきだ。
分別は一見面倒なようであるが、始めると案外気持ちの良いものだ。

ごみが臭いというが、食べ残しなどをそのまま放置するから臭いのであって、きちんと水洗いして捨てれば臭いはほぼない。

自分の身の回りをキレイに整えるように、ごみもキレイにまとめれば、自分も、収集する人も、互いに気持ちよくいられるのに…。

自分がごみを収集する立場になったら、という相手を思う気持ちでごみを捨てさせてもらう。
ごみ捨てにも、謙虚な心持ちを忘れないでいたいものだ。

2020年09月22日

学歴でしか判断出来ない人はお気の毒!

“学歴なんて関係ない”は負け惜しみ? 学歴が必要な理由「大卒じゃないとつけない職業はたくさんある」を読んで「人生イロイロ~♪」と歌いたくなった。

記事にある通り、世間では大学卒業以上でないと就けない職が多くある。
プラス、正社員になるには、大卒のほうが有利なようだ。

とはいえ、大学を出ているからと言って、仕事が出来るかどうかはまた別の話だ。

私も名だたる大学を卒業した!と豪語する輩と仕事をする機会があり、中には優秀な人もいるが、ほとんどがポンコツだ。

勉強は出来るのかもしれないが、仕事は出来ない。
仕事をするうえでの手順、段取り、タイミング、周囲への気配り等々、勉強では教えてもらっていないことに関しては、まったくといっていいほどのポンコツぶりで、ひどい輩はあいさつさえ出来ない始末だ。

そういう輩は点で仕事をこなすことは出来ても、それを線で繋げ、全てを俯瞰したうえで、スケジューリングしていくことが苦手な人が多い。

点ばかりに目がいっているから、いつも時間切れになり、最後は逆切れして、他人に仕事を押し付けたり、逃げる者もいる。

どんなに学歴が高くても、お金持ちでも、勉強が出来ても、人としての基本が出来ていない人間は、組織の中では浮くし、長い年月を経ると、誰も見向きもしてくれなくなるものだ。

そういう輩は決まって無駄にプライドが高いから、下出に出ることもなく、自分より弱い者にはキツく当たるうえ、上司にはゴマをする。こういう人って、皆同じ言動をするから、面白すぎて、ネタでしかない。

高学歴であっても、エライ人にゴマをすりながら、くだらないプライドを保つために傲慢な態度を維持するのって、疲れるだろうな~~~と、いつも思う。

念願の企業に就職したり、自ら起業したり、高学歴の人には前途洋々の未来が拓けているのかもしれないが、人間としての基本のキが抜けていると、何にもならないどころか、描いた夢が叶うことはない。一見叶ったようであっても、人から賛同されてないから、長続きもしない。

学歴がなくても、自身に誇りを持ち、生き生きとした毎日を謳歌している人はたくさんいる。
そちらのほうが、前者よりも何百倍も人間らしく、素晴らしい生き方だ。

高学歴というブランドに酔って他者を見下していると、未来は間違いなく自分が見下されることになる。
まずは、人として何が大切なことなのか?そこから見直してみてはいかがだろう?

enji_152 at 16:16|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2020年09月21日

GoToトラベルの落とし穴?

東京も10月からGoToトラベルの対象となる。
だからと言うわけではないが、元々予定のあった旅行があるため、いろいろリサーチしている。

世間では35%の宿泊費が補填されるからということで、普段なら手の出ない高級旅館やホテルを予約する人が多いようだ。
純粋に正規料金から35%引きならそれはアリだが、予約サイトによって料金が違うことをご存じだろうか?

ホテルだけを取るのであれば、ホテル公式サイトから予約し、その後GoToキャンペーンのための手続きをするほうが安全だし、旅行会社サイトから予約するのであれば、そこには料金に振れ幅があることを知っておいたほうが良い。

同じホテルで予約サイトを何社か比較検討したところ、ひどいところはキャンペーン分の35%がそもそもの料金に上乗せされているところがあり、ビックリ!!!
特に、検索サイトで広告として上位に出てくるところは要注意だ。

普段泊まれないからテンションもあがってうっかりクリックすると、知らぬ間に定価より高いものを購入している、なんてこともあるうえ、普段高い宿泊施設に来ない人達が集まることで、ホテルのサービスや品質が落ちる可能性もある。そこも大きなリスクだ。

差別発言とお叱りを受けるかもしれないが、普段行き慣れない場所に行くということは、そこでの立ち居振る舞いにも気を配る必要がある、ということだ。

これまで通りの所作で行けば、恥をかくのは自分である、という側面もあるからだ。
「旅の恥はかき捨て」と言われることもあるが、それだけで済めば良いが…。

このキャンペーンで泣く者、笑う者、自分はどっちになるのだろう?



2020年09月20日

未知を見極める

持ち家より"賃貸派"の主張「戸建てを買ったら隣人トラブルで手放さざるを得なかった」「分譲賃貸が一番合理的」を読んだ。

夢のマイホームを何十年ローンで購入するのが一般的であり、そこにずっと住み続けられたら、それはそれでとても幸せなことだが、田舎の一軒家でもない限り、特に都心では、隣近所の距離が近いため、思わぬ隣人トラブルに巻き込まれる確率は高い。

コロナ禍で地方移住が徐々に増え始めると、地方よりかなり高い相場で購入した都心の持ち家は、否が応でも負動産になりかねない。

賃貸であれば、家族構成や時代背景、状況に応じて住み替えも容易だ。
とはいえ、高齢になると賃貸出来る確率は減っていく。老後を考えると、やはり持ち家か…とも思うが…。

コロナ禍で世の中は大きく変化し始めている。
東京の一極集中は徐々に分散し、都心の不動産価値は恐らく下がるだろう。
そうすると、現状は賃貸で様子を見るほうが得策かもしれない。

現在は、江戸幕府が崩壊し、明治維新に移行した時より、さらに大きな変革期にあるように思えてならない。

誰もが未知の世界へ進もうとしている時だからこそ、持ち家であろうと、賃貸であろうと、今後の動静を見極め、自分に合ったライフスタイルを見つけていくことが大切だ。

他人がこうしたから自分もそうする、という発想は危険だ。
自らの目で確かめ、しっかり思考して選択していくことを忘れてはならない。

enji_152 at 16:07|PermalinkComments(0)未来へ | 次の次元

2020年09月19日

侮れない体操

テレワーク勤務となり半年以上が経ち、今後も継続の予定だ。
家でずっとパソコンばかり見ていると、ほぼ身体を動かすことがないので、意図的にNHKの体操をするように心がけている。

始めた頃は腕が上がらなかったり、腕を回すと痛みが走っていたりしたが、これも半年続けていると、痛みがあったことを忘れている自分に気付いた。

たった3分間の体操の中に、身体の筋肉をほぐし、血行を良くする要素が満載で、長く続けることで、その成果が出てきたようだ。

子供の頃は校庭で毎朝ラジオ体操をしていたからか?身体が凝ったとか、痛くて腕が上がらないなんてことはまず無かった。

大人になりデスクワークが続いたせいか、長年の間に筋肉は固くなり、気付けば肩が上がらなくなっていた。

今は朝起きたらまず体操をする。その後ウォーキング。
平日仕事のある時は、午前、午後と2回体操をするようにしている。
そのおかげで、身体の固さやこわばりを感じることが無くなった。

コロナ禍でジムに行けなくとも、工夫次第で健康を維持することは可能なことが良く分かった。
これからも、地道にコツコツ体操を続けたいと思う。

enji_152 at 17:06|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2020年09月18日

自分にとっての課題

「毒親というより依存症の人」おおたわ史絵が捨てた母親とはを読んで共感。

どこの家族にも一人や二人の問題児はいるものだ。
家族みんながまともでハッピーなんて家はないだろう。

我が家も母親はどちらかといえば毒親に近いものがあり、父親は自己中の塊だった。
そんな親でも親は親。父親は6年前に看取り(介護は結構大変だった)、母親はかわいいおばあちゃんになるべく、日々修行中だ。

親には親の人生があり、好きで毒親や依存症になったわけではないだろうことは、自分が大人になって客観的に親のことを見られるようになって分かったが、子供の頃に受けた仕打ち(傷)は、そう簡単に消えるものではない。

とはいえ、それをネタにグチグチ言ったところで過去は変えられないし、自分が親を越えた存在になるしか道はないのだと悟った時、親を責める気持ちは無くなった。

今は、母親が大笑いして、何の心残りもなく、あの世へ逝ってくれることを目標に介護に励んでいる。

親から受けた仕打ちは、倍返ししたいところだが、同じ倍返しなら「恩返し」のほうが、誰にとっても幸せな結末となるだろう。


2020年09月17日

時代は進化出来るか?

河野氏、未明の会見「やめたら」 前例主義の最たるものと批判は、未来の在り方を変えてくれるといいなと思った。

16日に発足した菅内閣の官邸での記者会見が深夜に及んだことに言及した河野氏の発言は、長い歴史の中で、悪しき慣習に一石を投じたのではないだろうか。

これまでの慣習だからと言うことで、記者や官僚の人達の働き方改革などどこ吹く風状態で、何時であろうが構わず決行すること、その時間帯、国民は寝ていることを思えば、まさに国民無視の記者会見だ。

どこの世界にも昔ながらの慣習というものがあり、宝塚音楽学校でも、これまでの慣習を廃止する、という発表があった。

校則ではないものの、予科生は本科生を見かけたら大声で挨拶するとか、先輩が乗っているであろう阪急電車に向かって一礼するとか、先輩へは「はい」または「いいえ」としか喋ってはいけないとか…まさに軍隊じゃん!!

宝塚音楽学校といえば超狭き門であり、幼い頃より英才教育を受けた子女のみが入れる名門校?ではあるが、歴史あるが故に昭和臭プンプンする悪しき慣習がまかり通っている。
令和の世にあって、まだ続いていたとは…。

政治や官僚の世界は、一般人と大きく乖離した非常識がまかり通っているから、日本はデジタル化において遅れを取っている。

この度デジタル庁が出来たことに期待したいが、老害政治家達が余計な茶々を入れなければ良いが…と、若干の不安も残る。

どんなに偉い政治家であろうとも、時代の進化には逆らえないし、取り残されれば、日本はあっという間に他国に占領されてしまうだろう。

老害政治家に忖度せず、若い政治家達で新しい時代を切り拓き、多くの業界、業種において、若者達がもっと活躍出来る世の中になって欲しいと、心から切に願うばかりだ。


enji_152 at 18:37|PermalinkComments(0)未来へ | 次の次元

2020年09月16日

年収と治安

東京23区「年収ランキング」…23位は350万円以下、1位は?を読んだ。

記事によると、東京23区内の平均年収は、1位と23位で3.5倍の差があるそうだ。
23位が350万円として、1位はその3.5倍として1225万円となる。

1位は港区、2位は千代田区、3位は渋谷区、4位が中央区、5位が目黒区となっている。
上位4位までは、どちらかといえばオフィス街であったり、商業施設が多い場所なので、人口も少ない。つまりは、高所得者が住む街、ということだろう。

方や、住宅街という概念では、5位の目黒区が事実上の1位と言って良いだろう。
6位以下は、文京区、世田谷区、新宿区、品川区、杉並区、豊島区と続き、ここで23区の平均年収に到達する。

年収が高い人をセレブと呼ぶが、そういう街は犯罪率も低いと聞く。
犯罪ゼロというわけではないだろうが、年収が高ければ罪を犯す動機が減るからだろうか?

同じ区内にもいわゆる山手と呼ばれる地区があり、そういう場所のほうが犯罪率は低い。
方や曰く付きと呼ばれる場所での犯罪率が高い現状を鑑みると、やはり年収と治安は比例するのかもしれない(一概には言えないが)。

最終的には自分にとっての大切な場所であれば、それが一番ではあるが、世の中には自分で想像もしないような物差しで、物事を図る人達がいることを知っておいたほうが良いこともある。

あとは、自分の勘を信じて選択していくことが大切だろう。






2020年09月15日

健康のためにダイエット!

基礎代謝の超低い私は、空気を吸っても太る!?体質で、毎朝4キロのウォーキングを毎日続けても、夜8時以降は何も食べなくても、食事量もおそらく?人並みであっても、何をしても痩せないのが悩みの種だった。

痩せないどころか、歳を経ると共にさらに体重も体脂肪も増加の一途!
このままではマジで成人病まっしぐらだ。

見た目デブでも、私の場合は筋肉量も多いため、筋肉と体脂肪がビッシリ!ガッチリ!デブ。
筋肉あっても痩せないあたり、かなりのクセモノ?だ。

1か月ほど前、整体の先生に8時間ダイエットを勧められた。
1日のうち16時間食事を摂取しないで内臓を休ませ、8時間だけ通常の食事を摂る、というものだ。

最初の1週間は空腹の誘惑に負けそうだったが、2週間目からは身体が慣れてきて、ピークを過ぎるとそれを感じなくなった。

8時間に好きなだけ食べて良いと言われても、そうそう食べれるものではなく、自然と量も減っていったし、満腹になると調子が悪くなるので、自然と腹8分目にもなった。

というわけで、本日の健康診断で約2キロ体重は減り、腹周りは7センチも減っていた。
体脂肪は少し減っただけでさほど前回と変わりないが、恐らく内臓脂肪がゴッソリ落ちたのではないか、と思われる。

保健師さんからも「何をして落ちたんですか?」と聞かれるほどだった。
さすがに中年のおばちゃんが体重を落とすのは至難の業だろうが、少しでも軽いほうが体調は良いのだから、これからも適正体重を目指してこのダイエットを続けようと思う。

それにしても、これまでは何をしても落ちなかったのに、内臓を1日16時間休ませただけで超ガンコな体重が落ちるとは!(筋肉はまったく落ちておらず)恐るべし8時間ダイエット!だ。

これで血液検査の結果も良ければ、さらに万々歳だ。



enji_152 at 19:50|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2020年09月14日

半世紀も生きていれば

ほんの150年前まで、人の寿命はせいぜい半世紀だった。
それが今や倍となっている。

そんな現代は、50歳といえばまだまだ若僧扱いで、見た目も50歳とは思えないほど若い人も多い。
仕事もプライベートも現役で、家事に子育て、介護と、次々とこなさねばならない課題はてんこ盛り。

とはいえ、昔とは違い食べる物にも恵まれているし、サプリメントや薬も豊富だ。
それらのおかげで、昔の50歳とは比べものにならないほど元気で働けているのだろう。

数日前の深夜、左胸に激痛が走った。
身体を動かそうにも、息をするのも苦しく、その時思ったのが「もしかしてこのまま死ぬのかな?」であった。

いやいや、玄関の鍵、内側からロックしてあるから、外からは開けられない、ここで息絶えたら誰も開けられないじゃないか!!と思い立ち、痛む左胸を押さえながら、玄関のロックを外しに行った。

何とか任務を終えたものの、痛みで身体を横にすることが出来ず、椅子に座って様子を見た。
この痛み、以前にもあったな…と記憶を紐解くと、10年ほど前にも同じ症状を患ったことを思い出した。

その時は坂道を歩いているうちにどんどん痛みが増し、息をするのも苦しかった。
翌日病院で診てもらったところ、原因は「肋間神経痛」だった。

痛み止めだけ処方されて、ストレスのない生活を送るように、と言われておしまい。
おいおい、ストレスのない生活なんて、この世にはないだろう!と、痛む左胸を押さえながら思ったものだ。

そうか、今回もこれだ~~!と、痛みを堪えること3時間ほど。
ようやく身体を横にすることが出来た。

翌日からはあの痛みはウソのようにピンピンしている。

とはいえ、よくよく考えれば、半世紀も生きていれば、こういうことがあっても当たり前なのだと改めて思った。

無理をしているつもりはなくても、肉体は見えざる悲鳴を上げているのだ。
心の声を聞くことも大切だが、肉体の限界にも気を配る必要があるな…と、反省しきりだった。


enji_152 at 20:12|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2020年09月12日

自然淘汰されていくもの

コロナ禍、清水寺周辺の名店が続々閉店 わらび餅の洛匠や阿闍梨餅の支店も、ネットに惜しむ声を読んだ。

京都は不案内だが、コロナ禍以前は連日大勢の観光客が押し寄せ、特にインバウンド需要が高くなり過ぎて、現地でも問題になっていた、と記憶している。

それが一気に潮を引いたように無くなり、今はほぼ日本人のみの観光客となっているが、それとて以前に比べたら圧倒的に少ないだろう。

京都といえば老舗が多く、何百年と続く店もあると聞く。それが閉店するのだから、当事者にとってはどれほどの衝撃だろうと察する。

とはいえ、老舗であればあるほど、後継者問題もあったのではないだろうか?
必ずしも血縁者が店を継ぐという時代でもないし、かといって他人が後継者になれるほど甘い世界ではないだろう。

それは京都に限らず、東京でも名店がいくつも閉店している昨今だ。
そもそもに後継者問題があり、そこにコロナ禍が後押しした、ということもあるだろう。

誰の身にも栄枯盛衰はあるもので、それらは大きなうねりとなり、自然と進むべき道が開けていくこともまた現実だ。
今はその現象が露骨過ぎるからショックも大きいし、未来への不安は尽きないだろう。

とはいえ、そこで立ち止まっていても仕方ないし、何の解決にもならない。
不安を楽しみに変えていければ、未来は間違いなく切り拓かれていく。

自然淘汰は容赦ないが、それさえも楽しめるだけの度量を持ちたいものだ。



enji_152 at 16:58|PermalinkComments(0)未来へ | 次の次元

2020年09月11日

安住の地は何処?

海水温が高いことから、台風は超大型となり、熱帯低気圧も発生しやすく、ゲリラ豪雨も頻発している。
昨今の日本列島は天気予報に関わらず、思いがけないところで雨柱が発生する。

今やスマホで雨雲が近付くと知らせてくれるので便利だが、なぜか我が家周辺はその予測がことごとく外れている。
現在進行形でレーダーには雨雲があるのに、我が家の周囲は降っておらず…ということしばしば。

そんな話を他の人としていたら、とある場所に行くと、必ずと言って良いほどゲリラ豪雨に遭う、というのだ。

そこは坂道の多い場所で、その勾配は、ちょっとした小高い丘に例えられるほどで、アップダウンがきつく、住んでいる人でさえヒーヒー言うほどだ。

水蒸気は山に当たるとそれが雲となり雨を降らせることから、都心といえども、小高い斜面がある場所は、ひょっとすると雨雲が発生しやすいのかもしれない、という結論に至った。

23区内でも海抜0メートル地帯は水没すると警告が発せられている現状を思うと、住む場所はよくよく考えないといけないと思う。

とはいえ、これまでは何事もなく無事に生活が出来ていたし、何十年ローンで家を購入した者もいるだろうから、おいそれとそこを立ち退くことは容易ではないだろう。
テレワーク需要で地方移住する者が増える中、東京も少しずつ人口が減っていくだろう。

人口流出と自然災害の頻発を思った時、住む場所はよくよく考えないと大変だな…と考えさせられた。

enji_152 at 17:01|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2020年09月10日

思いがけない代替品

地震、台風、大雨等々の自然災害が頻発する昨今、出来る限りの備蓄や防災に余念がないが、その中でも水のストックは必須だ。

東日本大震災で被害に遭われた方から聞いた話として、被災時に絶対あったほうが良いものとして、水とトイレットペーパーという話を聞いてから、我が家ではその二つは多めにストックするようにしている。

水は2リットルの6本入りをケース買いしているが、そのダンボール箱がダニの温床であり、ゴキブリの餌となることが最近情報番組で良く取り上げられている。

倉庫などに置かれたダンボール、汚れているから除菌剤を振りかけて拭いてはいたが、箱そのものがダニの温床となると…代替の保存箱なり袋が必要となる。

いろいろリサーチしていた時、以前ハワイのスーパーで入れてもらったマチのあるエコバックがちょうど2リットル6本がピッタリ入ることに気付いた。もう古くなっていたそれを捨てようか迷っていたが、さっそくダンボールに入っている水をバッグに詰め替え、上からビニールで囲って保存した。

とりあえず4箱分は詰め替え完了したが、他にも袋なかったかな?と思案した時、沖縄で買ってきたブルーシールの機内バッグがあったことを思い出した。こちらも、ハワイのエコバック同様、簡易なものだが、強度はある。

試しに入れてみたら8本も入るうえ、ジッパーも締まるではないか!!何て優れもの!!
冷蔵庫の横にある保存棚に4箱水があるため、それを入れるために新たに同じバッグを発注した。
ちなみに、冷蔵庫の放熱でダニは増える一方らしいから、一日も早くダンボールは処分したほうが良いようだ。

このバッグなら薄く折り畳めるし、軽いので、他でも利用出来る。
興味ある方は取り寄せてはいかがだろう?

※画像はブルーシール公式HPより拝借しました。
20200910




enji_152 at 16:34|PermalinkComments(0)今世 | 気付き