2014年01月12日
居心地の良い場所1
「大丈夫?」と心配されることを想定している人たちがいる。
そういう人たちは、大概常に心身共に具合が悪い。早い話が「かまってちゃん」なのだ。
そんな人たちの話を聞いてあげることは大事であるが、そういう人たちは、誰かにかまって欲しい、私を分かって欲しい、私だけを見ていて欲しい、という欲求が絶えない。
簡単に言えば、幼児期において、保護者からの真の愛情をしっかり受けられなかった結果が、かまってちゃんを生んでいる。
だが、そういう人たちは、自分がかまってちゃんであることに気付いていないし、そこから脱皮しようなどと思っていない。だから、常に周りに目を向けてもらえることだけを考えている。
周りから心配されるような状況をあえて選んでいる、もっといえば、そこに居心地の良さを感じているのだ。
ある程度は他人もかまってはくれるが、その人に成り代わって生きていくことは出来ない。
かまってちゃんのまま一生を送るのか、自分が人のことを思い、かまってあげられる人間になるのか、それは自分次第ということだ。
いずれにしても、人にかまってもらわなければ生きていけないうちは、人間として一人立ち出来ていない、ということを悟ることが肝要だ