2015年06月14日
地獄絵図4
地獄絵図3のつづき。
職場や学校、稽古場等、人が多く集まり、団体で何がしかのことをする時、必ずと言っていいほどムダに張り切る人がいる。本当に仕切り能力があれば良いのだが、その才能もないのに目立つことを良しとし、己の才覚で皆を引っ張っている、と勘違いしているような人物だ。
そこで、本当に出来る人が現れれば良いのだが、往々にして何だかぼんやりと、ムダに張り切る人の主導権で事が進む時がある。誰にも止められない…と言った雰囲気が漂う時、そこから地獄絵図が始まる。
猫の首に誰が鈴を付けるのか…といった状態になるのだが、結局最後まで突っ走るしかなく、挙句の果てに自分の手に負えなくなると、他人に責任を転嫁し、それを背負い込むことになった人達の苦労によって、結果は何とか丸く収まる、ということがある。
そして、最後の最後においしい所を持っていくのが先に出てきたムダに張り切る無責任人物の特徴だ。
地獄絵図は、人任せにした周囲の責任でもある。
ムダに張り切る人物をムダに生息させないためにも、才覚のある人はその天分を十二分に発揮していただけたら、と願う
職場や学校、稽古場等、人が多く集まり、団体で何がしかのことをする時、必ずと言っていいほどムダに張り切る人がいる。本当に仕切り能力があれば良いのだが、その才能もないのに目立つことを良しとし、己の才覚で皆を引っ張っている、と勘違いしているような人物だ。
そこで、本当に出来る人が現れれば良いのだが、往々にして何だかぼんやりと、ムダに張り切る人の主導権で事が進む時がある。誰にも止められない…と言った雰囲気が漂う時、そこから地獄絵図が始まる。
猫の首に誰が鈴を付けるのか…といった状態になるのだが、結局最後まで突っ走るしかなく、挙句の果てに自分の手に負えなくなると、他人に責任を転嫁し、それを背負い込むことになった人達の苦労によって、結果は何とか丸く収まる、ということがある。
そして、最後の最後においしい所を持っていくのが先に出てきたムダに張り切る無責任人物の特徴だ。
地獄絵図は、人任せにした周囲の責任でもある。
ムダに張り切る人物をムダに生息させないためにも、才覚のある人はその天分を十二分に発揮していただけたら、と願う