ほくそ笑み愛着障害1

2015年07月01日

初々しいカップル前

電車内で、私の前に二人の若い男女が座っていた。
女性は20代中頃で何ともかわいらしく、控えめな感じの子だった。
隣に座る男性は20代後半くらいで、こちらも好青年風だった。

お互い、はにかみながらゆっくり会話をしている。
どちらかが自分の言いたいことだけを言うのではなく、相手の言葉を聞いて、それを噛みしめてから次の言葉を紡いでいるのだ。

何ともほのぼのして、いい感じだな~と思った。
こういう初々しさを忘れないでいられれば、世の中のカップルは永遠に幸せなんだろう、とも。

だが、現実はなかなかそうもいかない。
ずいぶんと図々しいおばちゃんになった自分を振り返りつつ、目の前のカップルに微笑まずにはいられなかった

enji_152 at 20:29│Comments(0)今世 | 守るべきもの

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