先日の土曜日、近所の幼稚園で運動会があり、昼時には帰りの家族が群れをなして駅へ向かっていた。

一人の園児につき、両親、祖父母、兄弟姉妹を合わせると、多い家族で5、6人近くが連なって歩いていた。
そして、駅近のレストランはそれらの家族で長打の列が出来ていた。

良いお天気の中、かわいい園児の成長を家族で見守り、帰りは皆でごはんを食べて帰ろう、ということだろう。
園児を巡る家族を見つめていると、人は誰一人として一人じゃないんだな、としみじみ思った。

家庭によっては、一人で生きていかねばならぬ者もいるだろう。
だが、目に見える家族はいなくても、間違いなく自分の命は、先祖から引き継いだもので、自分を取り囲む身内の数は会ったことのない人も含めれば、相当な数に上る。

一人で生きているようでも、人は一人ではないのだ。
身内から引き継いだ命、それを助けてくれる周囲の方々のお世話になっての毎日なのだな…と、改めて思わされた