霊(みたま)様のこと8次の次元5

2016年03月18日

霊(みたま)様のこと9

霊(みたま)様のこと8のつづき

霊(みたま)様のこと7にも書いたが、私は沖縄に浅からぬ縁がある。
その始まりは、20代の頃に体験した、遺骨収集ボランティアだ。

第2次世界大戦で、日本で唯一決戦の地となったのは沖縄だ。
特に本島南部では多くの方々が犠牲となり、未だ風雨に晒されている遺骨が多数ある。

私が参加したボランティアでは、敵国だったアメリカ軍の兵士達も多数参加していた。
当時は敵国であっても、亡くなった方を偲ぶ思いは、万国共通なのだ。

南部の壕で亡くなった方々は、アメリカ軍ではなく、日本軍の火炎放射器や手りゅう弾に晒されて亡くなった方が多い。
アメリカ軍が残した当時のフィルムからも、それは紛れもない事実だし、それらの映像は、日本で大々的に放送されることはない。

どんなに映像を見たところで、亡くなった方々の思いは計り知れないが、せめて私の出来ることで…と思い、この活動に参加させてもらった。
100名以上の方々と共にジャングルに分け入り、壕に入り、多数の遺骨を収集させてもらった。
皆で見つけさせていただいた遺骨は、相当数に上り、中には身元が分かるものもあった。

これだけの霊様に直に触れ合っていたにも関わらず、まったく霊障はなかった。
むしろ、活動の後は、心地よい疲労感だけが残ったほどだ。

それから10年以上経ち、再び私は沖縄を訪れることになった。
すると、そこから堰を切ったように毎年沖縄に呼ばれている?と思うほど、行かずにはいられない状態が続いている。

前世から今世に繋がる見えざる繋がりは、沖縄の霊様達が繋いで下さったもののように思えてならない

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