魂の叫びリズムの中で

2016年05月25日

パターン化

舞台を観に行く機会がある。
大概は、好きな俳優が出ているものを観るのだが、それぞれにおいて共通点があるな、と思うことがある。

それは、ストーリーよりも、登場人物の芸能人としての立ち位置によって、出番が決まっている、ということだ。
ある意味、それは至極当然なのかもしれないが、ストーリーありきではなく、演者ありきだな、と感じることが多い。

また違った意味で、演者ありきだなと感じるのは、ストーリーが押しつけがましいものが多い気がする。
純文学だろうが、シェイクスピアであろうが、何だか、純粋にその世界に入れないのだ。
それは、私の見方が悪いからかもしれないが、何となく演じる側の意図が見えてしまう。

そうやって出来たのが、最近の舞台なのだろう。
何だかワンパターンだな、とさえ思う。

小劇場から大劇場まで、一通りいろいろと見せてもらったが、最近の舞台にはあまり面白味を感じない。
それは、テレビも、映画の世界も同じだ。

テレビなら、素人の挙行を特集したものが一番面白い。
作られたものがあまり面白いと思えないというのは、何だろう?

いろんな意味で、多くの事柄がパターン化しているのかもしれない

enji_152 at 20:10│Comments(0)今世 | 課題

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