思いは同じ高を括った甘え

2016年08月24日

素直と正直は紙一重

高畑さん家の長男が強姦致傷容疑で逮捕された。
報道を目にした時は、ウソでしょ?と思った。

母親との仲良さげな姿には笑えたし、出来の悪い息子を母親が必死で守ってきたんだな、というのがありありと見え、母の愛とは、まさに盲目だな…と思えるほどだった。

そこまでならただの親子愛なのだろうが、良いのか悪いのか?この親子は、あまりにも自分の感情に素直過ぎる。
母も息子も、異性に対する思いも正直で、思い込んだら一直線!なのだ。

母は女手ひとつで二人の子供を育てたことからも、己の欲望に従順なことが分かる。
それでも、人としての責務を果たしているのだから、立派だ。

息子も、そんな母の遺伝子を引き継いでいる。
男がゆえに、その衝動を抑えられなかったのだろう。何とも遺伝子の成せる業は恐ろしい。

この親子に共通する、素直で正直な感情は、ある意味ピュアだが、反面恐ろしさを秘めている。
己のピュアさが己を滅ぼすことにもなる。

社会に対している時は、己を俯瞰する目を持たねばならないのだ。
冷静なもう一人の自分がいれば、こういうことは起きにくいのかもしれない


enji_152 at 20:30│Comments(0)今世 | 課題

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