エピソード3-3:最初の一歩3エピソード3-5:最初の一歩5

2017年07月27日

エピソード3-4:最初の一歩4

親から見れば、子供はいつまで経っても子供のままのようで、何かにつけ、幼い子に言い聞かせるようなことを口にする。

心に余裕のある時は、それらを聞き流せるし、ありがたいとも思えるが、多忙だったり、それどころではないような時には、漏れなくイラッと感が湧き立つ。

殊に、人が忙しい時に限ってあれこれ口を出してくる。
なぜなのか?

よく考えてみれば、自分も幼い頃、忙しくしている親に向かって、わざと意地悪したり、具合が悪くなっていたことを思い出した。
そうか!これは、かまって欲しい!ってことなのだ。

本能的に、自分以外のものに親(子)の気持ちが向かっているから、それを何とか自分に向かせようという本能が成せる業なのだ。

そう心理分析しても、やっぱり忙しい時には苛立つものだ。
まんまと親の心理状況に振り回され、更にイライラ度を高めている自分は、何てアホなんだろう…と、何度反省したことか。

まだまだ、道半ばだ。


enji_152 at 21:00│Comments(0)今世 | 高級養老院物語

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