エピソード4-17:人工透析生活17エピソード4-19:人工透析生活19

2017年08月27日

エピソード4-18:人工透析生活18

下剤と下痢止めを数年間飲み続けたことが原因で、救急搬送されることになるのだが、そうなるまでには何度とない粗相があった。

下剤を飲むと数時間後には便意を催すのだが、2階で寝ている父が1階にあるトイレに行くまでに、アラアラ…クッサ~という感じだ。

当人が一番ツライだろうから、あえて何も言わないが、その臭いの強烈なことといったら…。
一度それを嗅ぐと、2、3日は鼻からその臭いが取れないのだ。

透析も年数を経ると体臭も徐々にキツくなるし、排泄物のそれも相当なものだ。
トイレで上手に出せればまあまあだが、たま~に父が歩いた後に、点々とおみやげが…。

臭さと汚さで、ヒ~~~~ッて感じだが、これも回を増すと、だんだん笑えるようになってきた。
「じいさん、ウンコ垂らしてる~~~~」ゲラゲラゲラ(笑)。
といった感じで、笑いながらクッサイ排泄物を片すのだ。

笑いの偉大さを、じいさんのそれから学んだのだった。


enji_152 at 19:42│Comments(0)今世 | 高級養老院物語

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