台風一過無責任なギャラリー

2017年10月24日

エピソード6-7:ネタの宝庫

昨今は足腰が弱り、あまり外に出ない母にとって、唯一の話し相手は私だけのようで、何かにつけあれこれ話しかけてくる。
出来る限り私も相手をするよう心がけてはいるものの、たま~にリアクションに困ることもある。

朝ごはんを食べている時、しげしげと私を見つめる母が、
「あんた、そんなにハゲて…かわいそぉにぃ~~」と言った。

確かに、この数年髪が薄くなっているし、分け目から地肌が見える。
だが、これくらいは世の中の女性にはアルアルだ。

会社勤めをしていると、薄毛の女性が多いなというのが実感。
私の会社にもそういう人を見かけるから、私自身はちょっと気にするくらいのことだった。

それを、しみじみ「かわいそうに…」なんて言うものだから、それが私のツボにハマり、思わず吹き出してしまった。
相変わらず、母の観察力とそれに対する発言は面白すぎる

enji_152 at 20:01│Comments(0)今世 | 高級養老院物語

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