大雪の憂鬱ホワイト企業?

2018年01月23日

倫理感だけでは

小室哲哉氏の不倫報道で、自身が引退するとの発表に驚いた。

病気回復途上にある妻を裏切った行為、との報道は事実かもしれないが、小室氏が心の拠り所を他者に求めたことを咎める権利は誰にもないと思う。

不倫という行為だけを切り取れば、倫理的には許されないことかもしれない。
だが、その行為の奥には、誰にも語れない心の辛さや弱さがある。

小室氏は自分の心に正直な人なんだろうな、と思う。
若い時からプロデュースした人を愛してしまうこと自体、やはりその人のことを真剣に思い、良い曲を作ってあげたい、という強い思いが根底にあるからなのだろう、と感じる。

人が人を好きになるのに理由はない。気付いたら好きになっているのだ。
その思いをどんな形にするのか、人としての愛情を育むのか?それは、その人次第だろう。

男女の関係であろうがなかろうが、その人が自分の心に住み着いた時点で、すでに二人の関係は始まっているのだ。

そんな人間としての情が原因で、才能ある一人の作曲家、プロデューサーが没してしまうのは実に惜しいことだ。

時間が流れ、心からほとばしる音が生れたら、迷わず復帰して欲しいと願う。


enji_152 at 19:48│Comments(0)今世 | 人の道

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