与論島2018-7与論島2018-9

2018年03月31日

与論島2018-8

沖縄三味線である三線(さんしん)を習っているが、その中で「十九の春」も習った。

この曲は、沖縄の流行歌で1972年にレコード化された曲であるが、この元となったのは、与論島で作られた与論小唄と言われている。
与論小唄は、昭和の始め頃に福岡の炭鉱の女性達が歌っていた「ラッパ節」の替え歌としえ、与論島に伝えられたもので、そこから独自の進化?を遂げたようだ。
それが第二次大戦前に沖縄に伝わり、那覇の遊郭で流行った歌となった。

「十九の春」の歌詞は、妻のいる男性を好きになった女性が、今更別れるなら出会った頃の19に戻して欲しい、こんなにあなたのことが好きなのに、あなたには奥さんがいる…といった結構ドロドロしい曲だが、メロディーが能天気?なので、そんな陰鬱さは感じない。

そんな曲の元祖が与論島にあったということで、その碑にもお目にかかることが出来た。
1曲にも歴史あり、だ。

20180331与論島8

enji_152 at 17:10│Comments(0) | 与論島

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