2018年07月18日
何かあってからでは…遅い
今年の夏は日を追うごとに暑さが増している。
毎日のように熱中症で搬送される方、なかには残念ながら亡くなる方もいる。
特に高齢者は暑さを自覚しにくい。
我が家にも高齢の母がいるが、放っておくとクーラーも入れないまま、汗だくになっている。
水分、塩分、糖分も、こちらが用意し摂取するよう促さないと、口にしない時もある。
高齢になると、それらの判断がしづらいのだ。
暑さだけではなく、高齢になれば徐々に体力も精神力も認知力も衰えていく。
高齢になるまで酷使した肉体だから、当然の成り行きだ
先の西日本豪雨でも、高齢の方が多く犠牲になった。
田舎の大きな家で高齢者が一人暮らしだったり、子供がいなかったりして、逃げ遅れてしまった…。
そんな時離れて暮らしていた子供は間違いなく後悔する。
「一緒に住んでいれば…」と。
何事もそうだが、後悔先に立たずだ。手遅れになってから手当をしても、時既に遅しだ。
なぜ人は早め早めに手を打とうとしないのだろう。
己の怠惰が招いたこととはいえ、一生ぬぐえない傷を自ら追うことになるのに…。