2018年08月02日
相変わらずの男尊女卑?
東京医科大 女子受験生減点し合格者数抑制の記事を読んで呆れた。
女性医師を増やしても、結婚や子育てで離職する率が高くなるから、意図的に女子受験生の点数を減らし、男子受験生の点数を加点した、というものだ。
女性が結婚し、子供を産み育てるにあたって、社会システムがきちんと構築されていないから辞めざるを得ない現実は見ずに、「女性だから辞める」という安直な思考で女性医師の道を阻むとは…呆れてモノが言えない。
それだけ子育ては大変なことだし、仕事と家庭の両立が難しいのが現状だ。
男女平等とは言いつつ、女性の家事負担は男性のそれに比べれば圧倒的に多いし、子育てだって男性が率先してやっているなんて話はあまり聞かない。
子供を預ける保育園だって足りないうえに、意図的に保育園に落ちることを画策する輩もいて、女性が真の意味で社会の第一線で活躍出来にくいことは昔から変わらない。
「働き方改革」だの、「女性が輝く社会」だのと言ったところで、すべては絵に描いた餅でしかない。
ごくごく少数精鋭の女性だけがわが身を削り、邁進しているのが現実だ。
そうやって優秀な女性の足を引っ張り、無能な男性を医師にするから、しょっちゅう医療ミスが起こるのだ。
優秀な女性医師を排出する変わりに子育て整備をするのと、アホな男性医師(全ての男性ではなく、一部のアホ医者のことだ)を増やして医療ミスによる死者を増やすのと、どちらが得策だろう?
いつまで経っても男尊女卑の風習は変わらないのだな…と、改めて思わされた。