見届ける残される者のために

2014年06月08日

肩の荷

父が4月下旬に退院してからは、通院しながら自宅療養していた。
既に、長年使われてきた臓器は疲弊し、その役目を終えるのは時間の問題だった。

その間、家族で父の介護をしていたわけだが、父が勝手良く過ごすためには、やらなくてはならないことがたくさんある。
一人の人間が自分の力で、生きるうえに必要な動作が出来ないのだから、それを回りがケアーするのだ。

自分一人を日々生かすことだけでも大変なこともあるのに、プラス体の大きな老人のケアは正直こちらの体力も精神も疲弊して、こちらが先に死ぬのではないか?と思うほどだった。

それほど心身ともにクタクタになった頃逝ってくれた。
正直、肩の荷が降りたと思った


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