戦いは朝一から負うた子に教えられ

2019年01月06日

欲はほどほどに

テレビ東京で放送している「開運!なんでも鑑定団」を見ることがある。
そこでいつも感じるのは、人の欲の深さだ。

誰の家にも多かれ少なかれ、「お宝」的なモノはあるだろう。
それを先祖代々大切に守っていたり、思い入れがないから売りたい、欲しい人がいればあげたい…等々、お宝への思い入れは、人それぞれだ。

テレビで我が家のお宝を披露するのだから、家にある中でもとびきりのモノを出したいと思うの当然だろう。それに纏わる歴史などあれば、テレビ的には画になり易い。

最終的にそれがいくらになるのか?予想金額を出品者が提示するのだが、実際の鑑定額は予想と正反対になることが多い。
低い価格を提示すると、なぜか高額になるし、高い価格を提示すると、ものの見事にすってんころり的な安価になってしまう。

ここに人の欲を感じる。テレビに出て我が家のお宝を見せるのだから、高い金額を付けたい心理は理解出来るが、あまりにも高額を提示すると、赤っ恥をかくことになる。

もう何十年も放送している番組なのだから、視聴者だっていい加減学ぼうよ、と思うものの、こういうトホホな人があとを絶たない。
もしかして、これも番組側からそうするようにアドバイスされているのか?と疑ってしまうほどだ。

いずれにしても、この番組を見るたびに、強欲な人間は結果的に恥をかく…という図式を見せつけられる。ある意味、人の道を説く番組でもあるのだな~と思った。


enji_152 at 15:14│Comments(0)今世 | それって…

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