肩の荷人生の始末

2014年06月09日

残される者のために

亡骸を見送る葬儀は、故人を偲ぶこともあるが、残された者が故人に対するこれまでの出来事を振り返り、気持ちの整理をつけるための儀式であるとも言える。

転校や転勤などの人との別れもそうだが、去る者も辛いが、残される者は、そこに空いた穴を埋めることに心を砕く。
親しい人であればあるほど、その穴を埋めるのは容易ではない。

そんな時、どれだけその人と親しく、楽しい時間を過ごしていたか、その人の存在がどれだけ自分の支えになっていたかを思い返すことが出来る。

どんな時にも出会いと別れは付き物だ。
辛い別れであればあるほど、それだけシアワセな時間を過ごした証と言える。
見方を変えれば、別れもまたありがたい事柄だと思えるだろう

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