エピソード7:新たな世界へ20進化は丸裸

2019年10月29日

エピソード7:新たな世界へ21

エピソード7:新たな世界へ20のつづき。

ショートステイ2日目の午前中は軽い運動療法があり、若いスタッフの方に手取り足取り指導いただいたそうだ。
そんなこんなでお昼ごはんとなり、午後3時には退所の時を迎えた。

ありがたいことに、往復送迎が付いているので、安心してお願い出来る。
部屋も個室だし、正直我が家の狭い寝室より圧倒的に広い。トイレを完備している部屋もあるので、事前にお願いしておくと、極力希望を叶えてもくれる。

食事も三度三度栄養バランスを考え出してくれるし、献立ごとにお皿も違う。
食べ終わると薬の準備までしてくれ、飲ませてくれる。

本人が嫌がることは無理強いなどせず、意思を尊重してくれる。
中には認知症の方もいるから、意思疎通が難しいこともあるだろうと推察する。

スタッフの方々は若い方が多いが、言葉遣いも丁寧だし、家族にもきちんと説明や対応をしてくれる。
何とも行き届いている施設だな、と感心しきりだ。

それだけ充実した施設であっても、家に帰ってきた第一声が「あ~~、やっぱり家が一番!」という母。そんなこと、スタッフの人には言えないな…とも思う。

だが、後日ケアマネさんから「どうでしたか?」と聞かれたので、正直に答えたところ「皆さんそう仰います」と返ってきた。

高齢者のために日々奮闘してくださるスタッフの方々のことを思うと、何とも申し訳ない気持ちになる。
私達家族に出来ることは、スタッフの方々の働きに感謝し、労うことしかないが、少しでもスタッフの方が笑顔で勤められるよう願っている。

enji_152 at 20:08│Comments(0)今世 | 高級養老院物語

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