自分の身主眼は何か?

2020年02月26日

当たり前ではない日常

日を追うごとに新型コロナウイルスの感染者は増えていく。
どこまで広がるのか、予測不能だ。

政府もいよいよというか、やっと「大型のイベントなどの自粛」を要請し始めた。
経済に影響が出ることを懸念したから、漸くの要請なのだろうが、当初は主催者側の判断に任せるといった、丸投げ感満載の見解しか出さなかった。
「ダメとは言わないけど、分かってるよね?」これって、まさに忖度大好きな日本人感丸出しだ。

無責任極まりない見解を出しつつも、ズルズルと打つべき手を後回しにしている間に、みるみる感染者も死亡者も増え続けた。
海外からも批判の声が上がり始め、いよいよ手詰まりとなって初めて総理登場!だ。
国の有事に関わらず、こんな対応で本当に大丈夫なのだろうか?いや、既に手遅れだ。

こうやってジワジワとこれまで当たり前と思っていた日常生活が侵食され始め、徐々に不自由な生活がすぐそこまでやってきている。それでも、それを見ないふりして日常を続けようとする私達。

逆に考えれば、当たり前の日常を送れるということが、どれほどの恩恵の賜物かが分かる。
国中のあらゆる事柄がうまく回らなければ、それは実現し得ないのだ。

これまでの日常がどれだけ「ありがたいこと」なのか!
私達は深く思いを馳せつつ、これからそれを取り戻す努力と、感謝の念を持ち続けなければならないだろう。

enji_152 at 16:34│Comments(0)今世 | 人の道

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