身内に小学5年生になる女子がいる。コロナ禍でずっと休校が続き「暇だ~暇だ~」と言っていた。
たまにしか会えないのだが、会った時には「こういう時だからこそ、自分の好きなものを見つけられると良いね」と話していた。

その後自宅で料理やお菓子作りを覚えたり、ゴム編をしたり、アイロンビーズにも取り組んだそうだ。
久しぶりに会った時、彼女が作り溜めたアイロンビーズを見せてくれた。

小さなビーズをひとつひとつ型にはめ込み、成型して最後にアイロンで固めて、コースターなどに利用出来、実用的でもある。
作品を見てまず思ったのは、彩の華やかさ、デザイン完成度の高さだ。

話を聞くと、小さいビーズをどこにどうはめこんだらうまくいくか、好きな色をどう組み合わせたらキレイに見えるかを考えながら作った、というではないか。

誰から教わることなく、自分で考えたというから、その天性に感心した。

これまで自分の好きなことや才能を見つけられず悶々としていたようだが、今回のことで一筋の光が見えたようだ。

将来デザインなどの世界を目指すかどうかは分からないが、好きなこと、得意なことを生かす楽しさと喜びを感じられたことは、彼女にとって大きな収穫だ。

私もその出来栄えを大いに誉め讃えた。
これまではイライラすることが多かった彼女が、ニッコリ微笑んでくれた。それがまた何とも可愛いのだ。

彼女の未来はこれからだ。
世の中がどうなるかは未知だが、天から与えられた才能を、これからも楽しんで伸ばしてくれたら…と、願わずにはいられなかった。
200530