変化?進化?地味に効くラジオ体操

2020年06月21日

不景気の気配

緊急事態解除後もテレワークが続いているため、自粛時とほぼ変わらぬ生活をしている。
そんな中、久しぶりに電車に乗った。

休日の朝早い時間のせいか余裕で座れるうえに、7人がけの座席に2人ほどしかいない。
まさにソーシャルディスタンス状態で、これが理想的な現実なのだろう。

車内をボーっと眺めていて、ふと違和感を覚えた。
つり革広告は変わらず掲げられているが、その更に上にある車体の天井近いカーブがかった広告スペース欄に広告がないことに気付いた。

思わず車内中をくまなく確認したが、1つか2つある広告の他は全てブランクだった。
この現象、過去に見たことがあるな…と思い出したのは、2011年の東日本大震災直後だ。

あの頃は広告そのものを自粛する風潮があったが、今回は間違いなく広告を出す側が広告費を削減するために出していないのだ。

こんな光景ひとつで日本の景気が後退していることを確認出来るとは…。

コロナが収束しつつあり、能天気に浮かれてハメを外している場合ではないのだ。
経済を回すことは大切なことだが、振り込まれた定額給付金に肝っ玉が太くなって散財していると、先々泣くハメになるかもしれない。

コロナ第2波、第3波が来た時、今回支給された給付金がまた出るだろうなどと国の体力を当てにしていると、間違いなくそれは外れることを今から肝に銘じておいたほうが良いだろう。


enji_152 at 12:50│Comments(0)今世 | どう受け止めるか

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