2014年03月
2014年03月16日
見る、聞く、感じる
今回、宮城県に行ってみて思ったことは、「百聞は一見にしかず」だ。
テレビやネットなどで、多くの情報を得ることは出来るが、なかなか現地の景色、地元住民の声、報道されない事実など…、それは現地でしか知ることは出来ない。
自分の足で歩き回り、地元の人と触れ合って初めて見えてくることが多くあった。
震災から3年経ったとはいえ、完全なる復興までにはまだ何十年もかかるだろう。
場所によっては、復興出来ない場所もあるのだから。
災害はひとごとではない。
一人一人が出来ることは微々たることかもしれないが、自分の目で見て、確かめることで出来ることが広がる。
観光でもかまわない。ぜひ、被災地の今を、その目で見てほしい
テレビやネットなどで、多くの情報を得ることは出来るが、なかなか現地の景色、地元住民の声、報道されない事実など…、それは現地でしか知ることは出来ない。
自分の足で歩き回り、地元の人と触れ合って初めて見えてくることが多くあった。
震災から3年経ったとはいえ、完全なる復興までにはまだ何十年もかかるだろう。
場所によっては、復興出来ない場所もあるのだから。
災害はひとごとではない。
一人一人が出来ることは微々たることかもしれないが、自分の目で見て、確かめることで出来ることが広がる。
観光でもかまわない。ぜひ、被災地の今を、その目で見てほしい
2014年03月15日
2014年03月14日
2014年03月13日
2014年03月12日
親離れ、子離れ7
親離れ、子離れ6のつづき
子供は親にとって宝以上の存在だろう。
そう思う気持ちは尊いが、子供は物ではない。
母親の胎内から生まれたといっても、母親の私物でもなければ、人形でもない。
一人の人格をもった人間だ。
良い意味で、子供と両親との生き様は別物だ、ということを肝に銘じておくことが大切だと思う。
かわいいからといって、子供を親の元に引き留めておこうなどとすれば、親子共々待っているのは共倒れとなってしまう未来だ。
最近、仲の良すぎる親子が問題となっている。親ほど安全なものはないことから、子供が結婚せず、ずっと実家に居続けるというものだ。
一旦は結婚しても、子供が生まれたら、離婚して帰ってこい、という親もいるんだとか…。
親子であるからこその居心地の良さが仇となっているパターンだ。
親も子供も、その時が来たら、共に巣立つ心の準備が必要だろう
子供は親にとって宝以上の存在だろう。
そう思う気持ちは尊いが、子供は物ではない。
母親の胎内から生まれたといっても、母親の私物でもなければ、人形でもない。
一人の人格をもった人間だ。
良い意味で、子供と両親との生き様は別物だ、ということを肝に銘じておくことが大切だと思う。
かわいいからといって、子供を親の元に引き留めておこうなどとすれば、親子共々待っているのは共倒れとなってしまう未来だ。
最近、仲の良すぎる親子が問題となっている。親ほど安全なものはないことから、子供が結婚せず、ずっと実家に居続けるというものだ。
一旦は結婚しても、子供が生まれたら、離婚して帰ってこい、という親もいるんだとか…。
親子であるからこその居心地の良さが仇となっているパターンだ。
親も子供も、その時が来たら、共に巣立つ心の準備が必要だろう
2014年03月11日
何年経っても…
3年前の震災、私は自宅にいた。東京は震度5強だった。
幸い、家のものが壊れたり、怪我をすることもなく無事だった。
だが、その後の衝撃たるや…。
東北から関東にかけて、多くの方々が被災し、言葉では語りつくせない事と向き合うことになった。
安全な所にいて、何も出来ない自分がはがゆかった。
多くの方々の尽力で、少しずつ元の世界に戻りつつはあるものの、まだまだ難儀のさなかにいる方が多くいるのが現実だ。
街や物が元に戻っても、亡くなった方は戻ってこない。何年経っても、その悲しみは消えることはない。
それでも、見上げれば、そこには青い空が広がっている。
少しずつでも、青い空に心が向かっていけるよう、微力ながら祈り、私の出来ることをさせていただきたいと願っている
2014年03月10日
親離れ、子離れ6
親離れ、子離れ5のつづき
子供を甘やかすことと、愛情を持ってかわいがることは別物だ。
子供が要求することを全て叶えてあげることは、一見子供の思いを尊重しているように見えるが、裏を返せば、子供の将来を見据えていない、無責任な対応と言える。
子供の適正、好き嫌い、将来を鑑みれば、甘えさせてあげて良い場面と、心を鬼にして叱ることが必要な場面がある。
親も仕事を持っていたり、他の家族の面倒などもあり、一人の子供にかかりきりで面倒を見ることは出来ないのが現状だ。だが、子供はそんな親の事情をよく分かっている。分かったうえで、駄々をこねたり、わがままを言ってみたりするのだ。
そんな時、親や周囲の大人達がブレない気持ちで子供と接すること、やっつけ仕事でその場を治めるなんてことをしたら、それが続いたら…。子供は、親や大人というものは、チョロイ存在だと思ってしまう。
どんなに忙しくても、しんどくても、自分の身と同じくらい、いやそれ以上に大切な子供だと思えば、いい加減な対応は出来ないはずだ。今ある状況の中でどれだけの精一杯を尽くせるか、子供はいつでもちゃんと見ていることを忘れてはならない
子供を甘やかすことと、愛情を持ってかわいがることは別物だ。
子供が要求することを全て叶えてあげることは、一見子供の思いを尊重しているように見えるが、裏を返せば、子供の将来を見据えていない、無責任な対応と言える。
子供の適正、好き嫌い、将来を鑑みれば、甘えさせてあげて良い場面と、心を鬼にして叱ることが必要な場面がある。
親も仕事を持っていたり、他の家族の面倒などもあり、一人の子供にかかりきりで面倒を見ることは出来ないのが現状だ。だが、子供はそんな親の事情をよく分かっている。分かったうえで、駄々をこねたり、わがままを言ってみたりするのだ。
そんな時、親や周囲の大人達がブレない気持ちで子供と接すること、やっつけ仕事でその場を治めるなんてことをしたら、それが続いたら…。子供は、親や大人というものは、チョロイ存在だと思ってしまう。
どんなに忙しくても、しんどくても、自分の身と同じくらい、いやそれ以上に大切な子供だと思えば、いい加減な対応は出来ないはずだ。今ある状況の中でどれだけの精一杯を尽くせるか、子供はいつでもちゃんと見ていることを忘れてはならない
2014年03月09日
力みのない底力
本当にスゴイ!と思える人は、自然体でありながら、それまで培ってきた力を如何なく発揮できる人のように思う。
先日の、森山良子さんのコンサートと言い、浅田真央選手の歴史に残るソチ・オリンピック、フリーの演技などがそれに当たると思う。
普段の努力は計り知れないものがあり、それを継続し続けてきたからこその強みだと思う(他人が推し量れるような簡単なものではない)。
技術を磨くことと、人の痛みを知り、人の思いに至れる人であること、そんな温かい心を持ち合わせていることも、大きな要因だろう。
いざという時に力を発揮出来るか、人が助け舟を出してくれるかどうかも普段の行いにかかっている。
力みのない粛々たる努力の継続によってこそ、自然体で力が発揮できるのだろうと思わされた
参照ページ
魂ふるえました!(前編)
魂ふるえました!(後編)
先日の、森山良子さんのコンサートと言い、浅田真央選手の歴史に残るソチ・オリンピック、フリーの演技などがそれに当たると思う。
普段の努力は計り知れないものがあり、それを継続し続けてきたからこその強みだと思う(他人が推し量れるような簡単なものではない)。
技術を磨くことと、人の痛みを知り、人の思いに至れる人であること、そんな温かい心を持ち合わせていることも、大きな要因だろう。
いざという時に力を発揮出来るか、人が助け舟を出してくれるかどうかも普段の行いにかかっている。
力みのない粛々たる努力の継続によってこそ、自然体で力が発揮できるのだろうと思わされた
参照ページ
魂ふるえました!(前編)
魂ふるえました!(後編)
2014年03月08日
魂ふるえました!(後編)
昨晩のコンサートの終演後、森山良子さんとの握手会に参加した。
列の最後のほうに並んでおり、徐々に近づいてくる森山さんの姿が、人影の中からチラチラ見え出した。
すると、人影の間から森山さんの姿と共に、光が見えるのだ。
照明?かもしれないが、そんな単純なものではない。
二時間の長丁場を魂を込めて歌い切り、相当に疲れているはずなのに、一人一人の手を両手で握りしめ、笑顔で言葉を交わす森山さんを見ていると、それだけでなぜだか神々しささえ感じてしまった。
私の順番になり、三言ほど言葉を交わしたが、その間中、ずっと私の両手を温かく握ってくれていた。
何てすごい人なんだろう!!感謝の言葉しか出なかった。
コンサート中も魂ふるえっぱなしだったが、終演後までこんな感動を味わえるとは!!
一生の思い出に残る一日となった
列の最後のほうに並んでおり、徐々に近づいてくる森山さんの姿が、人影の中からチラチラ見え出した。
すると、人影の間から森山さんの姿と共に、光が見えるのだ。
照明?かもしれないが、そんな単純なものではない。
二時間の長丁場を魂を込めて歌い切り、相当に疲れているはずなのに、一人一人の手を両手で握りしめ、笑顔で言葉を交わす森山さんを見ていると、それだけでなぜだか神々しささえ感じてしまった。
私の順番になり、三言ほど言葉を交わしたが、その間中、ずっと私の両手を温かく握ってくれていた。
何てすごい人なんだろう!!感謝の言葉しか出なかった。
コンサート中も魂ふるえっぱなしだったが、終演後までこんな感動を味わえるとは!!
一生の思い出に残る一日となった
2014年03月07日
魂ふるえました!(前編)
今宵、森山良子さんのコンサートに行った。
以前から好きなアーティストで、いつか生声を聞いてみたいとずっと思っていた。
期待は予想以上に良かった!!なんて、簡単な言葉で言えないほど、心、いや魂揺さぶられる歌声だった。
前半はクラシカルなナンバー、後半はファンのリクエストの多いものを歌ってくださったのだが、どんなジャンルも、違和感なく、スッとその世界に入ってしまう。聞く側もまたそれに乗れてしまうのだ。
森山さんの歌声には人生があり、そのドラマが聴いてる中で見えてくるのだ。
何てすごいのだ!!ひとつの演劇を1曲の中で観ているようにさえ感じてしまった。
これほどのパワーは初めてだった。
これまで数多くのコンサートに行ってきたが、私の中でまさに№1になってしまった!!!
森山良子さん、ステキな歌声を、そしてステキな今宵を、ありがとうございました!!!
以前から好きなアーティストで、いつか生声を聞いてみたいとずっと思っていた。
期待は予想以上に良かった!!なんて、簡単な言葉で言えないほど、心、いや魂揺さぶられる歌声だった。
前半はクラシカルなナンバー、後半はファンのリクエストの多いものを歌ってくださったのだが、どんなジャンルも、違和感なく、スッとその世界に入ってしまう。聞く側もまたそれに乗れてしまうのだ。
森山さんの歌声には人生があり、そのドラマが聴いてる中で見えてくるのだ。
何てすごいのだ!!ひとつの演劇を1曲の中で観ているようにさえ感じてしまった。
これほどのパワーは初めてだった。
これまで数多くのコンサートに行ってきたが、私の中でまさに№1になってしまった!!!
森山良子さん、ステキな歌声を、そしてステキな今宵を、ありがとうございました!!!
2014年03月06日
2014年03月05日
親離れ、子離れ4
街中で、目に余る行為をする子供がいると、私は状況に応じて注意をすることがある。
たいていの子供は自分が悪いことをしていると自覚しているので、「ごめんなさい」と謝って去っていく。
子供は大人が思う以上に、物事の善悪を分かっていると思う。
分かったうえで、大人がどんな反応をするのか、これくらいのことならやってもいいのか?と探りの意味も込めて悪さをしているように感じる。
最近、子供を愛情持って叱る大人が減っているように思う。
赤の他人の子供のことだし、どうでも良いと言えばどうでも良いのだが、社会の大人達が皆子供のやることを放任したらどうなるのだろう?
世の中には決して良い大人だけがいるとは言い難い世の中ではあるが、子供は社会全体で育てていく、そんな風潮は大切なことのように思う
たいていの子供は自分が悪いことをしていると自覚しているので、「ごめんなさい」と謝って去っていく。
子供は大人が思う以上に、物事の善悪を分かっていると思う。
分かったうえで、大人がどんな反応をするのか、これくらいのことならやってもいいのか?と探りの意味も込めて悪さをしているように感じる。
最近、子供を愛情持って叱る大人が減っているように思う。
赤の他人の子供のことだし、どうでも良いと言えばどうでも良いのだが、社会の大人達が皆子供のやることを放任したらどうなるのだろう?
世の中には決して良い大人だけがいるとは言い難い世の中ではあるが、子供は社会全体で育てていく、そんな風潮は大切なことのように思う
2014年03月04日
親離れ、子離れ3
私には実子はいないが、甥、姪達がいる。
彼ら、彼女らが生まれた時からずっと一緒にいるので、産んでいないだけで、子育てはそれなりに体験させてもらった。今、乳飲み子を渡されても、チャチャッと面倒をみることも出来る(たぶん)。
子供と付き合う時に心掛けていることは、常に子供と同じ目線で向き合うということだ。
子供がダダをこねたら、私も同じようにダダをこねる。すると、子供は目の前にいるダダをこねる私に、「泣かないの!いい子ねぇ~」と言って励ましてくれる。
嬉しい時には、一緒になって飛び跳ねてキャッキャと喜ぶ。
体力のいることではあるが、それがとても大事だと感じている。
とはいっても、幼子より人生経験が長い分、すべてを幼子と同じ、というわけにはいかない。
そのあたりは、匙加減が必要だ。
一番大切なことは、子供に気持ちを添わせる、同じものを同じ目線で見つめる、ということだと思っている
彼ら、彼女らが生まれた時からずっと一緒にいるので、産んでいないだけで、子育てはそれなりに体験させてもらった。今、乳飲み子を渡されても、チャチャッと面倒をみることも出来る(たぶん)。
子供と付き合う時に心掛けていることは、常に子供と同じ目線で向き合うということだ。
子供がダダをこねたら、私も同じようにダダをこねる。すると、子供は目の前にいるダダをこねる私に、「泣かないの!いい子ねぇ~」と言って励ましてくれる。
嬉しい時には、一緒になって飛び跳ねてキャッキャと喜ぶ。
体力のいることではあるが、それがとても大事だと感じている。
とはいっても、幼子より人生経験が長い分、すべてを幼子と同じ、というわけにはいかない。
そのあたりは、匙加減が必要だ。
一番大切なことは、子供に気持ちを添わせる、同じものを同じ目線で見つめる、ということだと思っている
2014年03月03日
親離れ、子離れ2
この世に生を受けてから、親の愛情をたっぷり注いでもらっていながらも、2歳頃になると、何をしても「イヤ!」だの、「ふん!」だのと2歳児はのたまう。
言われる側は、大人としての見識から最初は余裕をかましているのだが、そのうち段々イライラモードが募ってくる。まさに、「かわいさ余って憎さ百倍!?」といった感じになる
だが、これも親と子が「真の親子」となるため、絆を深めるための、良い意味での闘いだ。
どれだけ真剣に子供と向き合うことが出来るのか? 「三つ子の魂百まで」と言うが、この2歳の反抗期に「2歳だから、まだ何も分からないから」と言って放置しておくと、第2次反抗期が来たときの反動はもっとスゴイことになってしまう。
幼児だからといってあなどってはいけない。
赤ん坊であろうと、幼児であろうと、一人の人間として真摯に向き合うこと、それがその子供の将来を決めることになるのだから
言われる側は、大人としての見識から最初は余裕をかましているのだが、そのうち段々イライラモードが募ってくる。まさに、「かわいさ余って憎さ百倍!?」といった感じになる
だが、これも親と子が「真の親子」となるため、絆を深めるための、良い意味での闘いだ。
どれだけ真剣に子供と向き合うことが出来るのか? 「三つ子の魂百まで」と言うが、この2歳の反抗期に「2歳だから、まだ何も分からないから」と言って放置しておくと、第2次反抗期が来たときの反動はもっとスゴイことになってしまう。
幼児だからといってあなどってはいけない。
赤ん坊であろうと、幼児であろうと、一人の人間として真摯に向き合うこと、それがその子供の将来を決めることになるのだから
2014年03月02日
親離れ、子離れ1
子供が成長する過程で、2つの「イヤイヤ」な時期がある。
その時期は、おおよそ2歳頃と、次は思春期頃だ。それはいわゆる「反抗期」とも呼ばれている。
人間はこの世に生まれ出た時から、両親や保護者の世話にならなければ生きてはいけない。
生まれて2年ほどはニコニコ笑っているだけのように見えるが、実は母親の胎内にいる時から、周囲の状況を把握し、親のすることを子供はちゃんと見ている。
2歳になると、それまで見聞きしてきたことに対しての疑問や反発心が生まれる。それが最初の「イヤイヤ症候群」と呼ばれるものだ。
思春期になると、子供の頃には感じなかった親の価値観に疑問を持つようになる。
それまでは無条件に親のことが大好きだったのに、ふとしたことで嫌悪感を抱いてしまうこともある。
そうなると、親も子も試練の連続だ。それぞれの葛藤にさいなまれながら、それでも親子をやめるわけにはいかないからだ。
その長いトンネルを脱した時、子供は大人に成長し、親は子育てから卒業出来るのだと思う。
私の身近にも、反抗期まっさかりがいる。
親、子、共に成長できることを願っている
その時期は、おおよそ2歳頃と、次は思春期頃だ。それはいわゆる「反抗期」とも呼ばれている。
人間はこの世に生まれ出た時から、両親や保護者の世話にならなければ生きてはいけない。
生まれて2年ほどはニコニコ笑っているだけのように見えるが、実は母親の胎内にいる時から、周囲の状況を把握し、親のすることを子供はちゃんと見ている。
2歳になると、それまで見聞きしてきたことに対しての疑問や反発心が生まれる。それが最初の「イヤイヤ症候群」と呼ばれるものだ。
思春期になると、子供の頃には感じなかった親の価値観に疑問を持つようになる。
それまでは無条件に親のことが大好きだったのに、ふとしたことで嫌悪感を抱いてしまうこともある。
そうなると、親も子も試練の連続だ。それぞれの葛藤にさいなまれながら、それでも親子をやめるわけにはいかないからだ。
その長いトンネルを脱した時、子供は大人に成長し、親は子育てから卒業出来るのだと思う。
私の身近にも、反抗期まっさかりがいる。
親、子、共に成長できることを願っている