2018年06月

2018年06月20日

人間は丸裸

引っ越しをするにあたり、多くのモノを捨てた。
新しい家はこれまでより狭くなるため、必然的に持ち続けたものを手放さなければならない。
大切に何十年も保管していたもの、人から頂いたもの、思い出の品々も最小限度に留め、ほぼ処分した。

新しい家に来てもやはり荷物は溢れている。
それらは要るものではあるものの、四六時中使うわけではない。そうなると、それらを手元に置く必要があるのか?ということになる。

今回のことを通して痛感したのは、人間は生まれる時も、死ぬ時も、何も持っていない。
裸の肉体だけがこの世に誕生し、その肉体が朽ちて死んでいくのだ。
日々の生活を生きる間だけ、多くのモノに囲まれ、手中に納めている。

そんなことを悟った?ようでいながらも、やっぱり手にしたものはなかなか手放せない。
これが人間のサガなのだろう…。


enji_152 at 20:12|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2018年06月10日

出来る営業とは

引越しを検討中に、数社の不動産屋を巡った。
まずはインターネットで情報を収集し、良さそうなものを見つけたらメールで問い合わせをしてみる。

すると、どの会社も速攻連絡が来る。
来社の予定を決め実際に来店した時の店側の対応の違いを感じた。

不動産屋も商売だから、結果的には仲介手数料をゲットするのが目的ではあるものの、そこに至るまでの過程が実に興味深かった。

A店ではこちらの環境や引っ越しをするにあたっての話をじっくり聞いたうえで、物件を紹介してくれる。
B店でも同じように話を聞いてくれるし、理想の物件の条件をも語り尽くさせてくれた。
C店では内見したい旨を伝えると、他が先に決まる可能性があることを前提に話を進めてくれた。

どの店も第一印象は悪くはないが、なかなか条件が見合わなかったり、内見しても気に入らなかったり、申込はしたものの、その後の審査で話がうまく行かなかったりもした。

その時に各店舗の対応の差に、質の違いを感じた。
何事もとんとん拍子に事が進めば言うことはないが、そうではない時にどういう対応をしてくれるのか?そこに不動産屋の真偽が隠されているように思う。

結果的に私はC店を選択することになったのだが、その後の対応にも出来る限りを尽くしてくれた。
街の不動産屋ではあるものの、地元に精通しているからこそ出来る事柄も大手とは違う。

契約が締結するまで最大限の配慮をしてくれる、それが真の営業であり、店舗だと感じた。



enji_152 at 19:38|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2018年06月09日

自然が教えてくれている

梅雨入りしたばかりの関東地方、昨日、今日と夏日で、今日は30度を超えた。
日差しはジリジリと強く、今年初めてクーラーを入れた。
梅雨入りしたはずなのに、すでに梅雨明けのような暑さに既にまいっている。

例年のことだが、梅雨明け宣言がされると、なぜか雨が続く。
おまけに台風やゲリラ豪雨なども起こり、昨年は大分でも大きな被害が出た。

昔に比べると暑さも寒さもより厳しくなっているし、降雨量もこれまで経験したことのないほどの豪雨にも見舞われる。

明らかに自然の摂理がおかしいというか、変化している。
地球上の二酸化炭素の量が増大したせいで、雨が増え、気温が上がり…という理屈は分かるが、そもそもその原因を作っているのは人間だ。

産業革命から始まった人間の生活は、便利さとは引き換えに自然を蝕み、結果的にその報いを受けることになっているのが現在だ。

人間もご飯を食べなければ生きていけないように、自然には自然にとって必要な何かがある。
それを人間が搾取すれば、自然は傷んでいくのだ。

人間が今と変わらぬ、それ以上の生活を希求すればするほど、自然形態も比例して変化していく。
私達はどこまでそれに耐えられるか?それとも、自然と共存出来る道を見つけ出せるか?
それ次第で、地球の未来は大きく変わっていくだろう。


enji_152 at 20:41|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2018年06月08日

税金泥棒


正当な理由もなく約2か月間欠勤しても、公務員は停職1年だそうだ。
欠勤の間や停職中の給与体系はどうなっているのかは不明だが、もしいくらかでも給料が出ていたら、それは給料泥棒であり、その給与の元は国民の税金だから、まさに税金泥棒だ。

公務員に限らず、民間企業でも、心身を病んで長期休暇する人は多い。
ストレスの多い現代社会ではあるものの、それを乗り越えるだけの努力をしているのか?努力をする気がないから休んでいるのか?個々それぞれ言うに言われぬ理由があることだろう。

人間だから休む時があっても良いし、逃げる時があっても良いと思う。
だが、それは一時的なことであって永遠ではない。

殊に公務員は国民の税金で給料をもらっているのだから、働けないのなら無給にするか、退職するべきだ。法律という生ぬるい制度を盾に甘え倒す輩が多くいることは嘆かわしいばかりだ。

真に生きる税金の使い道を考え、実行して欲しいものだ。



enji_152 at 19:47|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2018年06月07日

心の痛み

目黒区で5歳女児が両親に虐待死された事件は、誰もが驚き悲しんだことだろう。

母親の連れ子だった女児を、血の繋がらない父親が虐待し続け、母親は夫に見放されることを恐れて、それを容認していたというから驚きしかない。

生前の女児は何ともかわいらしい。こんなかわいい子を平気で殴る蹴る出来るその神経って…?
正直そんな心持になる人間の心理に恐ろしさを感じる。

たった5歳なのに、朝4時には起きてひらがなの練習をするとは…。最後には許しを乞う文章を書かざるを得ないところまで追い込まれていた女児の気持ちを思うとたまらない。

自分の子ではないから虐待することに胸が痛まないのだろうか。
母親も我が子より自分の幸せを優先した、ということだ。

毎日が針のムシロであっただろう日々の中で、女児はひたすら両親と愛溢れる生活を送れることを願っていただろう。

自分の子供を殺めた両親は、一生背負いきれない罪と罰に向き合っていかなければならない。



enji_152 at 20:07|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2018年06月06日

カポホからハワイ島の未来へ

ハワイ島のキラウエア火山の噴火は止まるところを知らず、とうとうカポホまで飲み込んだ。

ハワイ島は何度も行ったことがあり、カポホには美しい湾が広がっている。
ここでシュノーケルをしたこともあるが、私がこれまで行った中で、一番美しい!と言えるほどの場所だ。

シャンパンボンドという温泉の湧く海辺の湾では、夕方になると大きなカメ達が帰ってくる。
波の穏やかな場所でカメ達は眠るのだ。
名前の由来となった通り、温泉が湧いている音がシャンパンのようにプチプチ聞こえる。
海中にいると、シャンパンの音と大きなカメ達に囲まれ、まさに竜宮城のようだった。

あのカポホが無くなった!!たかだが数回行ったほどの私でもショックなのだから、そこに住む人達も途方に暮れているだろうし、その心情を察すると胸が痛む。

だが、キラウエア火山の女神ペレの思し召しだということを、地元の人達は良く分かっている。
ペレが何を伝えたいのか、ハワイ島の未来をどう導こうとしているのか!?

遠い日本にいる私だが、出来るだけの協力をしていきたいと心から思っている。


2018年06月05日

使いよう次第

引越しにあたり、捨てるに捨てられないものがある。
自分のものならまだしも、家族のものだったり、人からの頂き物などは悩ましい限りだ。

今回まさにこのパターンにハマり困りはてていた。
と、そんな時SNSの力を借りてみようと思い、面識のない方に会うのも、物を譲るのも若干の抵抗はあったが、捨てるよりは良いかも…と思いダメ元で初めて掲示板を利用し、もらってくれる人を募集した。

掲載直後からほんの5分ほどで10数人の方から応募があり、想像以上の反響にビックリ!した。
結果的には、最初に応募してくれた方に譲ることにした。

その目的は譲り受ける人次第ではあるが、こちらは捨てずに済むことに少しの安堵がある。
物との出会いも縁だ。「袖振り合うも他生の縁」この品を通して良き働きが出来れば良いなあ~と思う。

掲示板デビューは、何とか収まるべきところに収まることが出来たのであった。


2018年06月04日

ゴミに忙殺

引越しにあたって、もう使えなくなったものや、取っておいても一生使わないであろう品々の整理に追われている。

その当時は得した気分で手にしたのだが、歳月が流れゴミにするハメになった。
それもこれも全て自分のせいだ。

もったいないから、何かの役に立つかもしれない、あの人にもらったものだし…等々、己の感情でため込んだ品々は、これまでに蓄積された自分の歴史とも言えるが、結果的にそれらに振り回され、処分するために高いお金を払うことになっている。

思い出も品々もプライスレス?で良いのかもしれない。
自分が過ごした出来事は全て心の中にあるし、どんなに良い物でもいつかは壊れるし、二目と見られぬ姿に変貌するのだ。

それは、自分自身も同じで、歳月と共に老いていき、若い頃のようにはいかない。
ゴミに忙殺されながら、そんなことを思う日々だ。


enji_152 at 20:03|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2018年06月02日

因果応報

紀州のドン・ファンと呼ばれる方が、不自然な死に方をしたとかで、事件性が疑われている。
55歳年下の22歳の妻は、葬儀中にもスマホをいじっていたという記事を読んだ。

22歳で77歳のおじいさんと結婚するのも稀だし、財産目当てだと疑われるのは自然だろう。
自然死だったとしても、そんなおじいちゃんと結婚すること自体怪しいと思われても仕方ない。

だが、ドン・ファンも若い頃から数えきれないほどの女性を手にしたらしいし、そういう意味では、最後に報いがやってきた、ということだ。

どんなに金持ちでも、最後は死ぬのだ。しかも、何も持たずに…だ。

手にした金を快楽を求め私腹を肥やすのか、人のためにそれを使うのか…未来に訪れる末路は大違いだ。


enji_152 at 20:33|PermalinkComments(0)今世 | 人の道