2021年11月

2021年11月30日

持つべきか?持たざるべきか?

スラム化が促進するアパートの“空室”問題 それでも郊外のアパートが増え続けるのはなぜかを読んだ。

私が住む街のアパートやマンションでも、空き家が目立つようになった。
それは、おおむね一人暮らし専用の20平米前後ほどの物件が多いように見受けられる。
コロナで東京を離れたからなのか?学生が住むであろうアパートなどそれは顕著だ。

日本は今後人口が減少していくことが明白なのに、未だ建築ラッシュは続いていて、タワーマンションや高級マンションが売れに売れているそうだ。
中古マンションでも、人気のエリアは売り出し時よりも高値で取引されているとも聞く。

若い世代が購入していることもあるが、世界の物価が上がり、資産として外国人が日本の物件を買い漁っていることから、日本の不動産が高値になっているのが昨今だ。

そのせいもあり、賃貸物件も高値が続いている。
訳あって物件を探しているのだが、こんな高値じゃ今は引っ越すべきではないなと思い、今は静観している。

地主や財産のある高齢者はその対応に困り、記事にあるように建築業者に勧められ、税金対策のためにアパートを建築する人が多いそうだが、入りてのないアパートを建てて税金を節税したところで、その後にかかる維持費はバカにならないはずだ。

高齢になればなるほど正しい判断も出来ないうえ、相続税の支払いを躊躇う子供が相続放棄する現実を見ると、財産はあったほうが良いのか、無いほうがよいのか?考え物だ。

これまでは財産を持つことがステータスであったが、これからは持たないことがスタンダードになっていくのかもしれない。

enji_152 at 07:20|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月29日

夢を買う?

ひろゆき氏が「年末ジャンボを買う人は頭が悪い」とツイート 説得力がまるでない思考回路を分析を読んだ。

記事にあるように、ひろゆき氏の「宝くじを買う人は頭が悪い」発言が物議を醸している。

宝くじは当たる確率も低いし、誰もが億万長者になれるわけではないから、現実を直視すれば、ひろゆき氏の言い分も当てはまらないとは言い難いが「頭が悪い」という発言はどうだろう?と思う。

大概の人は年末ジャンボなどの当選金額の大きいものを、ある種のイベントとして捉えているだろうし「万一当たったらどうする?」なんて、話のネタにもなる。宝くじは外れる可能性が圧倒的に高いものの、売り上げの40%が公共事業に使われているのであれば、これも一つの寄付の形と言っても良いかもしれない。

宝くじを買う人達は「当たれ!」と思う反面「当たらないだろうけど、寄付したと思えばそれで良いか」と思っていることもあるだろうし、おそらく購入者のほとんどが外れると分かっていても、ちょっと夢見てみようかな…くらいの軽いノリで購入しているのではないだろうか。

一方、宝くじで高額当選すると、その後の人生が狂う人が多いというのも良く聞く話だ。
実際そうなのかどうかの確証はないが、それまでお金に苦労していた人が思わぬ大金を手にしたことで散財してしまい、あっという間に元の木阿弥になってしまった、という類の話だ。

他にも、家族や親族、友人、果ては赤の他人に高額当選者であることがバレてたかられてあっという間にお金を無くしてしまう者だっているかもしれない。

いずれも憶測の域を出ない話ではあるが、宝くじはそれだけ多くの人に影響を与える風物詩?であるし、夢でもあり、希望でもあり、はたまた現実を見つめ直す機会なのかもしれない。

当選しても外れても、買っていなければ見られない夢を見れたのであれば、それもちょっと値の張る夢料金というくらいに思っておけば惜しくもないだろう。

人には人の数だけ思いがあるから、安直に「頭が悪い」と罵る必要はないと思う。

2021年11月28日

自分本位の生き方が招くもの?

「だから独身なのか」一同納得のダメ男性の見分け方を読んだ。

世の中では、女性が独身でいてもあまり責められないが、男性が独身だと「あの人変?」という見方をされるのは、気の毒だなと思う。

とはいえ、記事にあるような男性は確かに独身率が高い気がする。
私の周りにも「良い子なのにな~」と思う男性が、案外独身でいたりする。

友達としてたまに会うくらいなら良いが、これが毎日とか、ましてや彼氏になったり、夫になる?と考えると「ないな」と思うのだから、やはり記事にあることは確かに当てはまるのだろう。

彼らに共通しているのは、自分の理想に固執しがちで、殻に閉じこもり、他者に目を向ける気がない、ということだ。
女性に描く理想が高すぎて、生身の人間を見ていないし、自分の趣味ややりたいこと、好きなことを優先し、家事などの面倒なことはやりたがらない。だけど、性格は悪くない?という、何とも残念としか言いようがない。

性格が良いなら、相手のことを思いやったり出来そうだが、それは上辺だけのことであって、究極のところは自分のことにしか興味がないから、結局うまくいかないのだろう。

パートナーになるかもしれない相手は生身の人間だから、自分の思う通りになることなどあり得ないのだが、自分の思い通りにしたいがために縁遠くなっている気がする。

独身の私もそれに当てはまるから、偉そうなことは言えないが、手に手を取り合って修羅場を潜り抜けるだけ思い入れられる相手に恵まれなかった、ということだけの話かもしれないが…。

それで一生独身でいるのならば、それもひとつの生き方だ。
結婚したくても出来ないのであれば、やはり自分の思い癖や生き方を改める必要があるのかもしれない。


enji_152 at 07:38|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月27日

ウンチ祭!

最近は認知症の母の世話も厳しくなってきたので、週に一度だけ帰宅し、翌朝施設に戻ってもらうようにしている。

昨夕母が帰宅したのだが、いつになくソワソワしていて、そのうち数十分おきにトイレに行くようになった。その度に介助が必要になるので、私は家事の合間に母をトイレに連れていき、用を足したら始末をしてあげることをするのだが、あまりにもそれが頻回過ぎて、正直参ったな~という感じだった。

しかも!それらほとんどがウンチ様の降臨なのだから、恐れ入る始末!!
どんだけウンチ様を腹に蓄えているのだろう?というくらい出るわ~出るわ~~。

昨日別件で施設の看護師さんと電話で話していたのだが、その際、母の便が出にくいので「お尻の穴に指入れて、出やすくしました~」と話されていた。看護師さんたるもの、そんなことまでしてくださるのか!?と、頭が下がるばかりだ。

で、そのおかげか?帰宅後、ウンチ様が大襲来!!!

その始末は私にとって決して楽しいことではないが、母の体内にウンチ様が鎮座して出てこなかったら、それこそ大問題だ!!高齢者は腹圧が弱く便が出にくいので、下剤を使うこともあるが、これやり過ぎると、父のように腸閉塞を起こすこともあるから、簡単には使わないほうが良いと、個人的には思っている。そういう意味でも、看護師さんの行為はありがたいことなのだ。

体内から便が自然に出るということは、身体の働きが正常であればこそだ。
そんなこんなで、ウンチ様10回以上ご機嫌良くご登場いただき、ありがたい一晩であった。

これぞ正真正銘のウンチ祭だ!ワッショイ!!

2021年11月26日

ないものねだり

「金持ちが優遇され、庶民ほど苦しむ」って本当?を読んだ。

庶民が金持ちを羨ましく思うのはいつの世も変わらない。
端から見たら、大きな家に住み、何不自由なく毎日楽しく暮らしているように見えるのだろう。

記事にもあるように、金持ちだからといって、全てがハッピーだらけではない。
お金持ちであるが故に庶民より多くの税金を払い、事業主であれば雇用者を守るため、庶民が思いもつかないほどの艱難辛苦を強いられていることだって多くある。

そんな影の苦しみなどみじんも表に出さないのが、人格者であろう。
表向きはいつも笑顔で華やかだから、余計嫉妬の対象となってしまうのだろう。

例え金持ちであったとしても、それを維持するためには、更なる精進が必要であるし、周囲との付き合いも、気配りも欠かせないから、飲んで道端でクダをまくような失態は間違っても冒せない。

庶民は少々のオイタは周囲が冷たい視線で笑って許してくれるが、金持ちともなると吊し上げられる。
「金持ちはいいな~」とクダをまいて、毎晩飲んだくれている庶民のほうが、実はお気楽なのかもしれない。

幸せの価値観も人それぞれだが、他人を羨むのなら、自分がそうなれるよう精進するしかない。
となりの芝生を羨んでいるうちは、いつまで経っても自身が満足する生き方は出来ないだろう。

enji_152 at 07:23|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月25日

選択の自由

「いま賃貸派の人はラッキー」これからはマイホームを持たない人が勝ち組になるを読んだ。

持ち家派と賃貸派の論争は昔から後を絶たないが、これも時代によるだろうな、と思う。

記事にもあるように、昨今の自然災害の多さを鑑みると、持ち家は被害に遭った時のリスクが大きい。
保険に加入していたとしても、被害者が多ければ、保険金が支払われないこともあり得る。

マンションはその空間を所有しているだけであって、土地を所有しているわけではないから、建物が使えなくなった時、容易には建て替えられない。つまりは、自分一代、長くて子供の代くらいまでしか住めない代物だ。

それに何千万も注ぎ込むというのも、端から見ると不思議な感じがする。
一戸建てなら土地があるから、家が倒壊したら建て替えることも出来るが、マンションはそうはいかない。

長い目で見た時、賃貸に一生支払うより購入したほうが得のように思うものの、自分が年老いた時、そこに住み続けられるかは未知だ。

体の自由が利かなくなったら、否が応でも家から出て施設に預けられることになる。
そこで持ち家を売って施設に入ることも出来るから、老後のための資産という考え方もあるが、こうも自然災害が多いと、不動産の価値も未知数だ。

結局のところ一生を生きてみないと、持ち家で良かったのか、賃貸で良かったのかは分からない、ということだが、そのどちらでもあっても、雨露凌げる場所に居られたことが、何より幸せなのだ。

価値観は人それぞれ。自分が良い!と思うほうを選択すれば良いと思う。




enji_152 at 16:36|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月24日

歩くことの大切さ

いつ歩く? 「夜歩き」「朝歩き」のメリットを読んだ。

人間の体は歩くことで、血液やリンパ等の流れが滞らず循環し、健康を維持出来るようになっている。

寒くなったこの時期、早起きは苦手な人も多いだろうが、朝の冷たい空気の中歩くのはとても気持ちが良い。

私は朝方人間なので、毎朝30分ウォーキングをしているが、朝は人も車の往来もほとんどないし、静かだ。そんな静かな町を歩くことがクセになっているので、この習慣は止められそうにない。

朝のうちにウォーキングと他の運動も合わせて行っているので、仕事を始める頃にはすっかり身体も目覚めている。

その代わり、夜はまったくダメだ。
夕飯を食べたらもうオネムモードに突入し、お風呂の湯舟では間違いなくうたた寝してしまう始末だ。

旅先ではその傾向が更に顕著となり、夕飯後お風呂に入って、そのままベッドに直行。
同行者とあれこれおしゃべりする余力もなく、バタンキューとなり、同行者を驚かせている。

いずれにしても、健康のためには歩くことが大切だと痛感する毎日だ。
1日30分でも歩いていると、免疫力もあがる。試してみてはいかがだろう。

enji_152 at 07:00|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2021年11月23日

生活スキル

家事・育児の時間、女性が3倍長く 仕事はわずか1時間差 男性8割「このままでいい」を読んだ。

一昔前までは、男性は外で働き、女性は家を守る、というのがスタンダードであったが、現代は男女問わず外で働く者が多くなった。

収入の差があったとしても、1日フル勤務していれば、男も女もない、まったく条件は同じと言って良い。
そもそも、男女の収入差は、男女雇用機会均等法が施行されてからも殆ど変わらず、未だに男性優位の給与体系の企業は多くあるし、男女の差がないところなんて数えるほどしかないだろう。

どんなに女性が有能であっても給料の差は縮まらないどころか、女性が組織で出世すればするほど外敵は増えるばかりで、無能な男性社員が優秀な女性社員の足を引っ張っているのもまた大きな問題だ。

専業主婦ならいざ知らず、夫婦共働きである以上、家事分担が平等に行われないことは、女性にとって大きな負担だ。

名もなき家事という言葉があるが、家事は可視化出来ること以上に、見えないもののほうが圧倒的に多い。家にいれば、やることは山ほどあり、いくらやっても終わらないのが家事だ。

男性は幼い時から母親に甘やかされ、殆どの家事をすることなく成長している者が多いせいか?家事の苦労も知らないし、それを自らやろうという者も少ない。

そうなると、母親である女性が甘やかした代償が、現代の日本の在り方、というわけだ。

学校で勉強ばかりしているのではなく、人間として生きるスキル、生活力を身に付けさせることも大切なことだ。
炊事、洗濯、掃除、もろもろ家事をこなしてこそ、一人前の人間と言えるだろう。
裏返せば、まともに家事もこなせない人間はまともな大人とはいえない、ということだ。

妻の家事負担を減らすには、男女関係なく、生活スキル、家事能力を必修科目として学ばせるしかないだろう。

結婚して妻がいる間は良いが、妻とて生身だ。いつこの世から、いやあなたの前からいなくなるかもしれない。

そんな時、家事も出来ない男なんて、何の価値もないことを、男性達は早く悟るべきだ。

enji_152 at 14:05|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月22日

ダンスは国境を越える

昨年からJUST DANCEのアプリでダンスを楽しんでいる。
最初はパッケージ版のみで楽しんでいたが、それだけでは物足りなくなり、オンラインを活用し、ストリーミングサービスで世界中の楽曲が収録された700曲以上のダンスを楽しむようになった。

70年代~現代に至るまでの楽曲は、時代を感じさせ、ダンスの振り付けの進化も感じることが出来、それがまた楽しくもあり、飽きない。
運動不足のため毎日踊っているが、家にいながら世界中の音楽を踊りながら聞いているので、新たな発見も多くある。

最近感じているのは「良いな」と思う曲に、K-POPが多いということだ。しかも、曲だけに限らず、ダンスの振り付けも高度だ。
今や世界を席巻しているK-POPの凄さを、思わぬところで再認識出来た。

人間、こうやって曲に合わせて踊っていればイヤなことも忘れるし、何より気持ちが高揚して心が軽くなる。ダンスとは、良いことづくめの賜物だと以前からずっと思っていたが、それは間違っていない気がする。

今の子供達は学校でダンスが必修となっている。私の時代はせいぜいフォークダンスを踊るくらいだったのに比べたら、ダンスが必修科目だなんて、羨ましい!!と思うほどだ。

それほどまでに、人間には音楽とダンスが必要不可欠なのだ。
それは心身の鍛錬にもなるし、真っ当な精神を養う手段でもある。

ダンスやったことない、という方も、ゲームでのダンスなら上手に踊れなくても、先生から叱られることもなく好き勝手に踊れるし、運動不足解消にはもってこいなので、ぜひ試してはいかがだろう?

enji_152 at 07:28|PermalinkComments(0)今世 | 感動

2021年11月21日

信じる力

「孤独」で「不幸になる人」と「幸せになる人」との決定的な差を読んだ。

「孤独になる人は他人を信じていない」という言葉は目からウロコだった。
この記事を読んで改めて気付いたことは、私は自分が思う以上に他人を信じていたんだな、ということだ。

コロナが流行し始めてから約2年の年月、仕事柄ずっとテレワークが続いていたので、ほぼ家で一人で過ごすことが多かったが、寂しいとか、孤独だといった感情を抱いていないことにも改めて気付いた。

仕事もそうだが、日々やることが多くあり、孤独を感じる時間がなかったというのが正解ではあるものの、孤独感に苛まれて眠れない日もないし、外に遊びに行けないことにも大してフラストレーションは感じていなかった。

「他人を信じる」ことは「自分を信じている」から出来ることなのだろうとも思った。

自分のやるべきこと、成すべきことを信じて突き進んでいると、余計な雑音も耳に入らないし、他人に任せる事柄も「この人なら安心して任せられる」というのが本能で分かっている。
そうでなければ、日々膨大なやらなければならない事柄を消化することは出来ない。

自分のことを好きになれない面もあるが、信じてやっていくことは大切なことなのだと、再確認出来た感がある。そうやっていけば、いつかは自分のイヤな面も好きに変わっていくかもしれない。

やはり、日々修行だ。


enji_152 at 13:36|PermalinkComments(0)今世 | 気付き

2021年11月20日

人間は…生身

「寝る前スマホ」だけは本当にやめた方がいい理由 糖尿病や心臓病、うつ病、肥満の一因にもを読んだ。

以前から「寝る前にスマホは見ないほうが良い」というのは聞いていたので、普段から夜は必要がない限り見ないようにしている。

仕事上日中はずっとパソコンの画面を見ているので、小さい画面のスマホを見るのは億劫だし、首が痛くなるので、あまり好きではない。

それでも外に一歩出れば、誰もがスマホの画面に釘付けとなり、前から歩いてくる人のことも見えていないようだし、電車に乗ればほぼすべての人がスマホに魂を吸い取られている状況だ。
それを観察するのが面白くて、私は電車内ではスマホは見ず、スマホを見る人達を見ている。

以前から人間観察や車窓観察が好きでついついボーっと眺めてしまうのだが、面白いのは、次の駅に着くまで、殆どの人がスマホから顔を上げることがない。首痛くならないのかな~と心配になるくらい、ずっと俯いている。首の痛みもそうだが、そんなにずっと下見てると、二重顎になるよ~と教えてあげたくもなる。

いずれにしても、記事にあるように、寝る前もそうだが、人間の体内時計が狂うほどスマホに首ったけになると、魂どころか、肉体そのものが朽ち果てることにもなり兼ねない。

人間そのものが生身なのだから、あまりデジタルに偏り過ぎると、思わぬ副反応に襲われることもあるかもしれない。

人間は「自然の中の一部である」ことを忘れないようにしたい。

enji_152 at 13:36|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2021年11月19日

睡眠の大切さ

成人には7-9時間の睡眠が必要!良質な眠りのために大切な習慣とは?を読んだ。

生まれてからこれまで、どれだけの時間を睡眠に費やしてきたことだろう。
朝起きて1日活動した後は、体が疲労するから、自然と眠たくなる。
夜、床に就いて朝起きると、なぜか元気になっている。

これはとても不思議なことだ。

理屈では、眠っている間に疲れた体を細胞達が修復したり、免疫力が活躍したりしているようだが、それは質の良い睡眠であればこそ、だ。

なかには不眠症に悩む人もいるし、眠りの浅い人もいる。
そんなだと朝起きても体がスッキリせず、重だるさをしょったまま活動せざるを得ない。
それが続くと疲労は蓄積し、最悪の場合病気を引き起こすことだってある。

眠っている間は意識がないから、憶えていないし、体内で修復作業が行われていることへの自覚もない。

スピリチュアルの世界では、眠っている間は「あの世に戻って、これからのことを打ち合わせている」という。
確かに、そういうこともあるかもしれないな~と思うことは、これまでに何度もあった。

未来に起きるであろうことを、眠っている間にあの世で打ち合わせ、この世に戻ってきた時には意識としては憶えていないが、無意識下にそれは蓄積されているので、自然とその方向に進むようになっているのだろう。

眠ることは、体の疲れを取り除くことだけに留まらず、魂の進むべき道を模索する時間なのかもしれない。
そう考えると、やはり睡眠はとても大切な時間だ。

体も魂もしっかり休息をし、次に備えないと、進むべき道を見失うことになるかもしれない。

enji_152 at 17:28|PermalinkComments(0)今世 | 身体のこと

2021年11月18日

タダでは事は動かない

登録しただけでは2万円もらえない「マイナポイント」の落とし穴を読んだ。

「マイナンバーカードを作ると2万円もらえる!」という言葉だけが一人歩きしているようだ。

記事にあるように、マイナンバーカード(以下、マイナカード)を作成したら、自分で電子決済やクレジットカードなどに紐付けをし、さらに翌月以降に2万円以上チャージするか買い物をしないと、5000ポイントは付与されない。
健康保険証や銀行への紐付けは無条件なのか、他に制約があるのか、今のところ不明だ。

今や銀行にお金を置いてあっても1円も利子がつかない昨今、2万円分のポイントがもらえるというのはやはり魅力的だ。だが、その方法を知らなければ1円ももらえないことになる。

PCやスマホの操作に長けている人ならまだ良いが、世の中それらを自由に操れる人のほうが圧倒的に少ないのが現実だ。
そんなことが容易に出来るのは若者だけと思いきや、若者でも案外操作出来ない者もいる。

そもそもマイナカードを作成するのであれば、健康保険証などが毎年自動的に役所から送られてくるのと同じように、義務にしてしまえが良いのだ。
個人情報の紐づけで、それが漏洩することを恐れている人が多くいるが、スマホを所持している時点で、すでに個人情報は駄々洩れしている。それはセキュリティを施していたとしても、だ。

預金口座と紐づけると自分の財産が分かるからイヤだという人も多くいるが、国から狙われるほどの財産を持っている人なんて、ほんの一握りでしかない。
我々庶民が口座の残高を知られたからと言って、国から没収されることも、詐欺に狙われることもおそらくない。

狙われるとしたら、正しい対処が出来ない自分のせいだ。

オレオレ詐欺なども、あれほど注意喚起していても、電話の声が子供の声だと信じ込み、まんまと口座に振り込んだり、自分の家を教えて詐欺師にお金を渡す高齢者も後を絶たない。
冷静に考える力が衰えてしまっているとはいえ、普段からの危機管理意識が欠如している証拠だ。

時代はどんどん変化している。それにリアルタイムに追いつけなくても、社会の動向を観察し、乗り遅れない努力は必要だ。そのうえで出来ないことは周囲の人に教えてもらう、そんな簡単なことも放置したまま、被害に遭った!というのは、本末転倒だ。

いくつになろうとも、生きるうえでの努力は続いていくものだ。それは肝に銘じておいたほうが良いだろう。

enji_152 at 12:15|PermalinkComments(0)今世 | 課題

2021年11月17日

反抗期は大人への階段

「自分の人生に他人事な人」に共通する反抗期の欠如を読んだ。

私が思春期の頃は校内暴力全盛期で、ドラマみたいに学校の窓が割られたり…なんてことは普通にあった。とはいえ、先生方がそれで警察を呼ぶこともなかった変わりに、暴力をふるった生徒は退学か停学処分になっていた。

安全な学校生活とは言いがたい面もあるが、彼らはそうやって若いうちに発散出来て良かったのだ。
家でも学校でも良い子を演じていたら、人間おかしくなるのは当たり前だ。
周囲から許される子供のうちに、フラストレーションは思う存分発散しておくべきだと思う。

最近は親子関係が友人関係のようになっている人が多く、反抗期のない子供が多いと聞く。
それはそれで新しい形かもしれないが、そもそも反抗期は、子供が親や周囲の環境に違和感を覚えることに始まり、徐々に自我が芽生えるものの、現実と自分の思いのギャップに戸惑うばかりで、それをどう表現して良いか分からず、反抗という形で現れるものだから、反抗期があるということは、順調に大人に成長している証でもある。

幼少期や思春期にそんな鬱屈した思いを心に閉じ込めておくと、社会人になった時、必ずと言って良いほど、大噴火を起こすものだ。
それは職場であったり、家庭であったり、結婚してから家族にDVを振るったりと、形は様々だが、鬱屈した思いは、吐き出さない限り解決の入り口にも立てないのだ。

記事にもあるように、大抵は「良い子」だった人が急変したかのような振る舞いをするため、周囲は戸惑うばかりだが、その予兆は以前からあったはずだ。だが、それを認めたくないが故に、誰もがそこから目をそらしていたのだ。

愛情に飢えているが、愛情を憎む。
何とも皮肉な構造だが、こんなふうにしか育ててもらえなかった当人が一番の被害者とも言える。

とはいえ、いつまでもそこに拘っていても解決の糸口は見つからない。
いくら親を恨んでも子供時代には戻れないのだから、自分を制御したいと思うのなら、それ相応の行動を起こすしかないのだ。

世の中のほとんどの人が、理不尽な思いを抱えて生きているのが現実だ。
形は違えども、日々小さなストレスを溜め込み、抗いたい欲求を押し殺して生きている。

人間は、反抗期が許される時に、反抗しておくべきなのかもしれない。

enji_152 at 12:34|PermalinkComments(0)今世 | 人の道

2021年11月16日

自分のため

「子どもがいる人ほど幸福度が低い」子育て期を過ぎてもその傾向が続く深刻な理由を読んだ。

記事の内容が本当なら、子供を持つことをためらってしまうが、それは、自分が望んで選択した道であるから、誰に文句を言いようもない。

人間はそもそもこの世に魂の修行をしに来ているのであって、楽をするために生まれてきたわけではない。

今世の課題をクリアーし、自身の魂の質を磨くために、俗世でいろんな試練と向き合い、乗り越えることを望んで生まれてきているのだ。

子供を持つ人というのは「子育てを通して自身の魂を磨く」という使命があるのだ。
だから、今世では「子供を持つこと」を自身で選択しているのだ。

子育ては当然大変なことだらけのオンパレードだ。楽な日なんて1日もないのが現実だ。
成人して手が離れたと思ったら、今度は親の介護が待っている。
親の介護がひと段落したかと思いきや、今度は子供が結婚し、孫の面倒を任せられることだってある。

そうやって考えると、人間は「楽をするために生まれてきたのではない」ことが良く分かる。

ならば、それをいかに楽しむか!が大切になる。
同じ苦行であるなら、それを楽行に変えてやる!!くらいの気概がなければ、ただの苦しい修行でしかない。

人間、死ぬ時にそれまでの人生を振り返って「私、良く頑張った!!」と思えたら後悔はない。
その証は、子供や孫達が自分を囲んで、別れを惜しんでくれるかどうかで判断がつく。

死に際に誰も看取る者もおらず、孤独に死んでいく時は、それも自分が今世を生きた証である。
それが良い悪いではなく、今世の結果はこういうことですよ、ということだ。

いずれにしても、今世で「楽をしよう」などと思わないことだ。
生まれてきた以上、自分の使命を果たす!!それが果たせなければ、来世に持ち越しだ。

来世でも更なる課題が待っているのであれば、今世の課題は今世でクリアーしないと、来世は更に大変だ。そう考えたら、今世をボケ~~っと生きている暇はないだろう。