2014年01月20日
居心地の良い場所6
「どうせ、私の気持ちなんて分からないわよ!」(逆ギレ気味に)と、「かまってちゃん」や「かまいたこちゃん」は言う。
「はい?」と、私は首をかしげる。
当人じゃあるまいし、「かまってちゃん」や「かまいたこちゃん」の感情なんて、分かるわけがない。というか、他人に「自分の感情を理解し、かまってほしい」というその性根って?
人間、誰だって人には言えない辛いことや、苦労している事はたくさんある。家族や親族、職場や学校、友人関係、その他もろもろ、誰だって多かれ少なかれ、大事を抱えているものだ。
それを、「なぜ他人は私がこんなに大変な思いをしているのに分かってくれないの?分かったうえで、慰めてくれないの?」と言うのは、自分のことには関心を持って欲しいが、他人のことはどうでも良いと言っているのと同じことだ。
誰もが己の苦悩と葛藤しながら、決してそれを人には見せずに、毎日を笑顔で過ごそうと努力している。どんな状況化であれ、他人に迷惑をかけまいという心がけで、己の力で居心地の良い場所を切り拓こうとしているのだ