東京にいながら我欲1

2015年08月17日

泰然⇔恐々

一雨ごとに「春」が近くなる、とは良く聞くが、この頃は雨が降るごとに、暑さが少しずつ和らいでいるように感じる。
とは言っても高温多湿のため、何ともじっとり、ねっとりした暑さは変わらない。
それでも、薄紙を剥ぐように、間違いなく次の季節が巡って来ようとしている。

今年はエルニーニョ現象が史上最大?につき、世界中の海水温が異常な高さだそうだ。
そのためか、日本の海岸際まで大きな鮫が何頭も出没している。これまでにない珍現象だ。

だが、これも大自然の営みの顕れだ。
私たち人間が地球を支配し、好き勝手なことをしていることもまた事実だが、自然はそんなことは意に介さない、人間など簡単に吹き飛ばせるエネルギーを、力を持っているのだ。

ただ静かにそこにあるだけのように見える大自然だが、大物であればあるほど泰然としている。
ちょっとやそっとのことでは微動だにしないなどと、私達人間がたかをくくっていると、思わぬ微動が起き、その時になって改めて頭を垂れても遅いのだ。

泰然たるこの地球を、畏れ敬う気持ちを忘れてはならないのだ

enji_152 at 20:10│Comments(0)未来へ | 未来へ向けて

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