お彼岸気付けないのも…

2014年03月22日

気持ち裏腹

幼い子供は素直な感情をさらけ出す。それがかわいいと思う。
だが、中には思ったことを天真爛漫にさらけ出せない子もいる。
それは、育った環境や、何らかの要因があってのことだ。

天真爛漫な気持ちを出したら、自分が我慢していることが崩壊してしまいそうで怖いのだと思う。
必死で現状に負けまいと、歯をくいしばっているのだ。

ふとした人の優しさに触れて、弱いつらい感情を出していいんだよ、と言われると、そうしたい気持ちと、そうはなるものか、という気持ちの格闘で心は揺れる。
ついには、優しい心を向けてくれる人に牙を向けてしまう、のだろう。

子供の頃には他人に牙を向けても、周囲の大人達は子供の事情を察しているから、それでも変わらぬ愛情を注いでくれる。だが、大人になるとそれはない。他人に牙を向ければ、孤立が待っているだけだ。
出来ることなら、大人になるまでに、素直な心を現わせるようになりたいものだ



enji_152 at 20:03│Comments(0)今世 | 気付き

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