霊(みたま)様のこと4霊(みたま)様のこと6

2016年03月14日

霊(みたま)様のこと5

霊(みたま)様のこと4のつづき。

親しい人の身の上に何か大ごとがある時、虫の知らせ?みたいなことがある。

20代の頃、中学の同級生の赤ちゃんが夢に現れ、「お母さんを助けて欲しい」と私に伝えてきた。
当時友達は既婚者だが、子供が出来たとは聞いていなかった。
だが、その夢があまりにもリアルだったので、翌朝、友達に電話をした。

すると、受話器の向こうで号泣された。
ひとしきり泣いて落ち着きを取り戻した後、「何で分かったの?」と友達。

今朝見た夢のことを話すと、彼女は少し前に流産してしまい、悲しみの淵にいたそうだ。
そして、そのことが原因で、ご主人と離婚話も持ち上がっていたとのこと。

彼女の話を聞くだけで、他に何か出来るわけではなかったが、後日、友達から言われたのは、一番苦しかった時に、私から電話が来たことがとても嬉しかったし、励みになったのだそうだ。
形のうえでは何も出来なくても、相手を思う気持ちは伝わるのだな、と思った。

そして、友達の窮地を知らせてくれた赤ちゃんの霊様の働きにも感動した。
この世に生を受けられずに亡くなった魂だが、それでも母親を思う気持ちがあったのだ。

あれからン十年経ち、今年の年賀状には、彼女の初孫の写真があった。
友達が今幸せであることを、とても嬉しく思った


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