建前だけのコンプライアンス生かさず殺さず?

2018年04月20日

組織の恐ろしさ

財務省の福田事務次官の辞任にあたり、マスコミの対応に違和感を覚える。

国家公務員の最高峰にいる人物ではあるが、一民間人でもある。
セクハラするオヤジなんて、世の中には五万といるし、その事実は事実としてそれに報いる処遇に陥るのは当たり前ではあるものの、芸能人ではあるまいし、自宅までマスコミが押し掛けるのは異常だ。

セクハラは重罪ではないし(肯定するわけではない)、人を殺したわけでもないのに、ここまで執拗にマスコミに追われるのって?

省庁の中でも最高機関である「財務省の高級官僚」を、マスコミに晒す財務省の広報部?室?の在り方に疑問を感じる。
普通なら広報が矢面となり、記者会見の設定なり、マスコミ対応に当たるのが通常だが、まったくそんな雰囲気がない。

これはもしかして?財務省からも見限られた、ということなのではないか?と勘ぐってしまう。
つまりは、これもある種の尻尾切りの様相を呈しているように感じる。

どんなにお偉い官僚様も組織に見限られたら、こんな風になるんだな~と、アホなインタビュー場面を見ながら、改めて組織の怖さを痛感した。

enji_152 at 20:05│Comments(0)今世 | 人の道

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