2018年06月20日
人間は丸裸
引っ越しをするにあたり、多くのモノを捨てた。
新しい家はこれまでより狭くなるため、必然的に持ち続けたものを手放さなければならない。
大切に何十年も保管していたもの、人から頂いたもの、思い出の品々も最小限度に留め、ほぼ処分した。
新しい家に来てもやはり荷物は溢れている。
それらは要るものではあるものの、四六時中使うわけではない。そうなると、それらを手元に置く必要があるのか?ということになる。
今回のことを通して痛感したのは、人間は生まれる時も、死ぬ時も、何も持っていない。
裸の肉体だけがこの世に誕生し、その肉体が朽ちて死んでいくのだ。
日々の生活を生きる間だけ、多くのモノに囲まれ、手中に納めている。
そんなことを悟った?ようでいながらも、やっぱり手にしたものはなかなか手放せない。
これが人間のサガなのだろう…。