境遇違う顔

2019年07月27日

おやめになっておくんなさいまし15



東京オリンピックを見据え、都内の飲食店も禁煙の店が増えている。
先日も喫煙可能な居酒屋に行ったが、40人ほどの客の中で喫煙していたのは、女性が一人だけだった。

それまでたばこの臭いもせず、快適においしいお酒を飲んでいたが、一人の喫煙者が吸う1本のタバコで、空気が一気にたばこ臭くなった。
もちろん、喫煙可能な店なので文句は言えないが、誰一人吸っていない店内で一人で吸えるというのも、なかなかの強者だな、とも思った。

それほど都内では禁煙率が高まっており、個人的には嬉しい限りだが、それでも路上喫煙をする者はまだまだいる。その人が吐いた煙を後から歩く者は否が応でも吸わざるを得ない。
明らかな強制受動喫煙だ。

そんな風潮もあり喫煙者の肩身は狭くなる一方だろうから、電子タバコに変えた人も多いだろう。
確かに、普通のタバコに比べれば周囲に及ぼす煙と臭いの量は激減している。
それでも害がある!と報告するのであれば、世界中でタバコを撤廃すれば良いだけの話だと思う。

売るから買う人がいるわけで、売られなければ吸えなくなるのだし、喫煙による疾病治療にかかる医療費だって減るだろう。

喫煙者も自分が買うタバコの半分以上が税金であることに目覚めて欲しい。
汗水垂らして働いて、ちゃんと納税もしているのに、更に税金を搾取されているうえに、世間からバッシングも受け、体も壊してしまう。

喫煙がいかに割に合わないか…愛飲者はそのメリットとデメリットを考えてはどうだろう?


enji_152 at 20:40│Comments(0)今世 | 人の道

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