人の弱みにつけ込む自分の身

2020年02月22日

安直な発想が不幸を招く

新型コロナウイルスの症状は軽いものから重症のものと、人によって大きく違う。
おそらく世界中このウイルスは既に蔓延していて、誰もが感染していると思われる。

この季節、日本では花粉症も発症しており、風邪だかインフルだか花粉症だかの判断がつき辛い。
それに加えてコロナまで加わると、心配の種はさらに増える。

いつもなら掛かりつけ医に行って診断してもらいたいところだが、コロナのことを考えるとおいそれと行くことをためらってしまう。
待合室などでいらぬウイルスや菌をもらって帰ってきそうで怖いからだ。

だが、中には大した症状でなくてもすぐ病院に行きたがる人もいる。
診てもらえば安心!という発想が怖いな、と思う。

そもそも人間には免疫力が備わっており、少々の風邪くらいであれば、安静にしていれば治るものだ。
もちろん自力でどうにもならないほど辛い状態になれば病院に行くべきだが、大した症状でもないのに病院に行きたがるというのは、本来、本当に治療が必要な人の邪魔となり、最悪はその人の命を奪ってしまうことにもなりかねない。

未知のウイルスに出会い、不安なのは誰しも同じだ。
だからこそ、状況をよく観察し、どう動いたらよいかを、自分の頭で考え判断することが大切なのだ。

「自分さえ良ければよい」という安直な考えが、更なる不幸を招いているのだ。

enji_152 at 12:50│Comments(0)今世 | 人の道

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