灯台下暗し?女性脳の進化

2020年12月21日

リアルは今は昔

「電話嫌いの若者」が急に増えた意外すぎる理由を読んで納得。

今時の若者はリアルな人間関係が希薄な環境で育っているから、対人関係においても及び腰だし、就職してからの電話対応なんてムリ!というのは、この記事を読んで納得させられた。

記事にもあるように、昔は学校から帰ったら外で暗くなるまで遊び、友達とも喧嘩をしたり、近所の高齢者に叱られたりしながら、知らず知らず対人スキルが磨かれてきたが、今は核家族で兄弟姉妹のいない者も多いし、学校から帰れば塾に行き、帰りも親が迎えに来るような毎日を送っていれば、身内以外の人間と接する機会は減るうえに、対人スキルは上がりようがない。

職場でも若者の言動には苦慮することが多いが、こちらの価値観を押し付けるのではなく、なぜそうせねばならぬのか?ということを話すようにしている。
それが若者にとって苦手なことであれば、出来ることから少しずつ馴染んでもらえるよう気を配る。

と、この「気を配る」というのが、個人的には頭痛の種だ。
なぜなら、私の世代は仕事は周囲を見て覚えるものであって、教えてもらうものではなかったからだ。
怒鳴り散らす怖い先輩もいたし、利害関係者には理不尽な要求もされてきた。

それこそ「イヤだな~~」と思うことのオンパレードだった。
そういう意味では、今の若者達が感じる嫌悪と似ているのかもしれない。

こういうことは、時代時代によって中身が変わるだけで、案外同じようなことで悩んでいるのかもしれないが、ひとつ言えることは、現代は「リアルが薄れている」ことだろう。

インターネットが普及したことで、便利な面はあるものの、生の付き合いが減ったことは確かだ。

それが良いことなのか、人類の未来にとって負となっていくのか?
未来のことは未知だが、人類も成るように成る、次なる進化に向かっているのだろう。

enji_152 at 17:12│Comments(0)未来へ | 次の次元

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